コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年02月11日

中継終了

WBC世界ミニマム級タイトルマッチのテレビ中継が終わりました。

挑戦者 井岡 一翔  5R-TKO 王者 オーレドン・シッサマーチャイ (タイ)


第1Rは互いに探り合い。キャリア僅か6戦の井岡は表情が硬い割に動きは柔軟。
第2R、カウンターの応酬から一瞬先にパンチをもらった井岡だが
直後に当てた右フックでオーレドンが軽いダウン。
第4Rからオーレドンの動きがスムーズになり、井岡がパンチを受けるシーン目立つ。
第5R、オーレドンが大振りでバランスを崩す場面がある。井岡は巧みにパンチをかわす。
間もなく1分経過というところで激しいパンチの応酬があり
突然オーレドンが苦痛の表情でダウン。ダメージが深くレフェリーは試合をストップ。

まさに電光石火の左ボディブローでした (^o^)
スローで見ると、ガードの空いたオーレドンの右肋骨下部付近に
井岡の狙い澄ましたような左が炸裂していました。
直後オーレドンは2発ほど左右のパンチを出したあと崩れ落ちました。


井岡一翔は、昭和63年11月13日、おじさんの井岡弘樹が
タイのナパ・キャットワンチャイに0-2の判定で奪われた同じ階級のベルトを
タイのオーレドンから奪いもどしたわけです。
そしてキャリア7戦目での世界タイトル奪取は日本人記録更新です。
また、日本人の世界王者で初の平成生まれだそうです (笑)

今回は技術の高さで勝利を得た井岡ですが
防衛戦では今日の1発KOで味をしめることなく
自分のボクシングスタイルをよく考えて、KO狙いでパンチを振り回すことなく
防衛することを最優先にしっかりボクシングをやってほしいと思います。


ところで今日の放送ですが、解説者である元チャンピオンの鬼塚勝也と佐藤修より
ゲスト解説の香川照之がしゃべりまくっていたのが気になりました。
というより、TBSの世界戦でいつも解説している鬼塚・佐藤のコンビは
実況アナも含め、なんだかダメ~な感じがしていまして
むしろ香川照之の解説で中継にシマりが出たような気がしました (笑)
さすが映画あしたのジョーで丹下段平役をやるだけあるな~と (笑)

posted by hiroki |20:16 | プロボクシング |

2011年02月11日

井岡の甥が世界に挑む

昭和62年10月18日、日本プロボクシング史上最年少世界王者が誕生しました。
あのエディ・タウンゼントさんが最後に世界へ送り込んだ 井岡弘樹 さんです。

井岡弘樹は、ストロー級の王座を2度防衛した後に王座から陥落しましたが
平成3年12月に階級を1つ上げ、ライトフライ級の世界王座を実に17度防衛中である
韓国の英雄 ユ・ミョンウを判定で破って二階級制覇を果たしています。


今夜、井岡弘樹の甥である 井岡一翔 (かずと) が僅か6戦のキャリアで世界に挑みます。
もし勝てば、日本プロボクシング史上最速記録を更新することになります。

しかし相手は現タイトルを6度防衛中で、しかも36戦して1度も負けていないタイの強豪。
練習を見て井岡のパンチは弱いと分析していることから
プレッシャー無しで自由自在に攻め込んでくる可能性が高く、井岡は苦戦しそうです。
でも中盤以降スタミナ切れになるような試合がこのところ続いていることから
井岡が持ち前のスピードで翻弄するような展開となり
もし試合が長引くようならチャンスが出てくるかも知れません。


おっ!もうあと30分で中継が始まります! どうなるかな~ (^o^)

posted by hiroki |18:09 | プロボクシング |