2008年11月14日
最後の時間に
今日でカウンセリングの講座が終わりましたが 今回は心温まる素晴らしい体験をしました。 実は昨日の実習で私は大きなミスを犯し、それを講座終了の時間になっても 少し引きずっていたのです。 昨年11月から1週間で1セットの講習を何回か受けてきて 自分なりにですが、順風満帆かもな~と少し いい気になっていた ところで とうとう落とし穴へ転落したという感じでした。 昨夜の打ち上げ (ススキノ) 時 講座を開催する側の1人にその話をしていたのですが 今日講座が終わって参加者がみんな帰って行った後 その人が私を食事に誘い、食後もしばらくコーヒーを飲みながら ずーっと私のミスった話などに耳を傾けてくれました。 ミスった状況や原因というより、私自身の心情に焦点を当ててくれました。 そして私の過去に起こった幾つかの悲しい出来事も聴いてくれたのです。 そして最終的には ここまで順調に来ていながら最後にミスを犯したのはショックだったが よく考えてみれば練習でミスったことは むしろラッキー で どこがどうダメだったのかをフィードバックして問題点を把握し それをこれからに活かせば良いのだ!と考えられるようになったのです。 これで何とか気持ちの整理がつき、引きずっていたものを振る切る事が出来ました。 カウンセリングの技法にこだわることなく、ざっくばらんに話し相手となるだけでも 気持ちがマイナスになっている人をいつもの調子に戻してやれる事は可能なのだ というのを身を持って体験しました。 やはり最後まで…… 相手の元気が戻るまで 話を聴いてあげることが出来るか出来ないかだと思います。 軽い気持ちで 「何かあったの?聞かせてヨ」 と優しく声をかけたとしても ずーっと聴いていると、心のどこかで 『もういいわ、これ以上聴かされたって私には何もしてやれないもの』 と思ってしまうのが普通だし 時には、ウンザリして 「そうか、うん、もう時間がないからまたね!」 って 話を切りたくなるものでしょう。 話し相手になってくれた方に心から感謝しています (^o^)
posted by hiroki |19:14 | メンタルヘルス |