コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年10月04日

あぁ懐かしの札幌五輪

今回の話は、このブログをご覧になられる皆さんの大半の方々が
まだ生まれる前だったり、幼少で物心がついたかどうか微妙だった頃の思い出話です。

この歴史に残る大イベントに向け、札幌は大きな変貌を遂げました。
地下街ができ、そしてゴムタイヤの地下鉄も開通しました。

1972.2.3 快晴の空の下、札幌冬季オリンピックが開幕しました。
この写真は札幌マラソンの日(10/1)に撮影した真駒内屋外スケート競技場に
今も聳え立つ聖火台です。

小学校は五輪開催中休校となり、各学校毎に1つの競技を観戦しました。
私の学校は不幸にもスピードスケート男子10000mでした。
2人の大男が延々とトラックを回るという実に退屈な競技で、最後は泣けてきました。
我が家も何か1種目は現地で観戦を!と意気込みましたが
父の仕事の関係で、行けたのはバイアスロン男子個人……(超マイナー種目)。
しかも安い席(立ち見)だったので銃で標的を撃つ場面さえも見る事ができず
目の前をハァハァいいながら横切っていく選手を、ただただ目で追うだけでした(悲)

そして大会4日目となる2月6日、日本にとって歴史的な瞬間が訪れました。

宮の森シャンツェで行われた70m級純ジャンプ(現在はノーマルヒル個人)で
笠谷幸生が冬季五輪において日本史上初の金メダルを獲得したのです。
しかも2位に今野昭次、3位にも青地清二が入り
日本が金銀銅を独占するという大快挙となったのです。
ちなみに1本目終了時点ではもう1人の日本選手(藤沢隆)も4位につけ
電光掲示板の上からJPNの文字が4つ並びました。
あの日の出来事は、私にとって一生忘れられないシーンになっています。


さて来年2月22日~3月4日に開催されるノルディック世界選手権札幌大会まで
あと5ヶ月足らずになりました。
この世界大会は、オリンピックに次ぐ位置付けの大イベントですので
私は少なくとも大倉山(HS134m)で行われるジャンプの個人戦と団体戦だけは
絶対に競技場で観戦するつもりです。
でも……いずれも試合開始が夜の6時から……あぁ~寒そう~(笑)


posted by hiroki |18:48 | スポーツの話 |