コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年06月05日

学校教育の在り方

小学校で教わる程度の授業内容なら
一般常識として持っておいても良いかも知れないけど
そこから先の学校教育は大幅に見直すべきじゃないか……とか
そういうの、みなさんは思ったことありませんか??

因数分解や化学式が役に立つような仕事に就く人って
日本人の何%ぐらいなんだろうって僕は思っちゃいますね。

それよりも「子供を産んで育てるという事の意義」や「周囲への常識的な気配り」とか
教えなければいけない事が、ほかに沢山あるような気がしてなりません。

例えば……よくありますよね~。自分で産んだ子供なのに虐待したりとか。
そういうのが無くなるような教育が、中点連結定理(古いか…)なんかより
よっぽど大事だと思うんですよね。

秋田県藤里町で小学1年生の男の子が殺害された事件は
当初「警察はあてにならない!」と自ら捜索活動に加わっていた女性が
逮捕されましたね(現段階では容疑者としてですが)。
その母親はその1ヶ月前に自分の娘を亡くしており
この事件への関与もこれから取り調べの対象になっていくようです。
もし本当に自分の娘を殺害した上に「娘を天国で淋しくさせないため」なんて理由で
娘の遊び仲間だった男の子まで殺害したとしたら……世も末ですよ。

そういうニュースを見るたび
今の学校教育の在り方は間違っているんじゃないか!って強く思う私です。
歴史・地理・国語・英語なんかは必要だけど、数学・化学あたりに費やす時間は
一般常識や社会のモラルを持つ大人に育てる時間に充てるべきかと思うのです。
昨日の昼に寄ったラーメン店で、斜め前に座っていた肥満の兄ちゃんは
自分の荷物を、常識的に考えると私のエリアである場所に思いっきりはみ出させ
最後まで全く引っ込める気ナシでしたからね。

こんなラーメン店における小さな話から、前述した容疑者逮捕のような大きな問題まで
そういうのが無くなるような教育への改善は真に必要だと思うし
そうなれば教師になる人の人格も昔のように高めなければいけませんね。
いわゆる『師』がついて然るべき人が教壇に立つべきなんです。

以上は、あくまでも持論です。
昨夜のニュース速報や今朝の新聞を見て、つい力説しちゃいました(^^;)

posted by hiroki-t |06:24 | 事件 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:学校教育の在り方

おはようございます。
ホントにそうですね。
数学や化学の時間を全部なくせとはもちろん言いませんが、
その半分の時間でいいので、小学校でいうところの
“道徳”の時間に費やして欲しいです。
そして、それをしっかり子ども達に伝えられる教師が
今のこの日本には必要なのだと思います。
最近のニュースを見ると…そんな教師いるんだろうか?と
疑問に思いますけどね。
あ、でも“道徳”って本来、学校で教えるべきものではないのかもしれないなぁ、
なんて思ったりもします。親が教えるべきなのかも。
う~~ん、親が教えられないから、学校が、かぁ。
仕方がないことなのかな。

posted by みかんちゃん| 2006-06-05 07:11

Re:学校教育の在り方

基本は親なんですよね。親の行動を見て子供は育ちますから。ただその親が子供なのですからそういう子供に育ってるんですよね。家庭での教育がムリなら学校…という考え方はしたくありませんがそれが現実なのでしょうか。受験受験でストレスの子供達が大人になって社会でうまくやっていけない。社会に出て必要なのはその社会で生き抜いて行くチカラですよね。あ~偉そうな事言ってしまいましたがそういう私も逆に子供に教えられる事多々あります。反省_| ̄|〇今の時代、大学出なきゃいい就職できない。そのためには学校で勉強…本人が将来何をしたいのか決まっていればいいですがそんな子極少数(ウチの子含め)ツライ世の中です。

posted by みせすの森| 2006-06-05 10:35

Re:学校教育の在り方

初めまして、元多摩と申します。
一応教員志望なので、反応してしまいました。
ここはひとつ、敢えて反論を書かせていただきますね。

まず、学校はあくまで学業を教える場だと思うんです。
常識的なことにしろ、子供を産んで育てるということにしろ、
本来、社会全体(学校も家庭も含めて、ですが)で
教えなければいけないことであって、
社会全体でできなくなったから安易に学校にお願いします、
というのはちょっと違うのではないか、と。

また、数学や理科なんてどの程度役に立つんだ、という話ですが、
勉強って、単に役に立つからやる、役に立たないからやらなくていい、
ということではないと思うんです。
確かに、因数分解や化学式を使う職業に就く人は少ないでしょうけれど、
数学や理科で学ぶ合理的な考え方ができる、
あるいはそういう考え方を学んだ、というだけでも意味はあると思います。
それに化学は、塩素と塩(塩化ナトリウム)を間違えられたら
かなりやばいので、役に立っている部分もあると思いますよw。
また、身も蓋もない話をすれば、
数学や理科を授業で教えても十分身にならない人が多い中で、
数学や理科の授業を道徳の授業に変えたとして、
どの程度教えたことを自分のものとしてくれるのか、という問題もあります。
やっぱりこういうことは、授業という形ではなくて、
生活全般を通して教えていかないといけないと思います。

子どもへの虐待についても、親の精神的な問題、
つまり、親自身が幼少期に虐待を受けていたり、十分愛されて育ってこなかったり、
といった問題が絡むので、授業で「虐待しちゃいけません」と教えれば解決する、
というものでもないと思います。
虐待をする親も、自分の行為に苦しんでいる、ということが少なくありません。
この辺りは、親への心のケアが重要かと思います。

ただ、少子化については僕も大変憂慮しております。
多分、昔の「男は仕事、女は家」という考え方と、女性の社会進出が相まって、
女性が仕事も家事・育児もと、多くのことを押しつけられている状況が
ことの原因ではないかと思っています。
と言っても今さら女性に「社会に出るな」は言えませんので、
これからは男も家事・育児を担うようにする、
そのためには、恒常的に残業もあり休日出勤もあり、
といった働き方を変えていく必要があると思います。
親が心に余裕を持って子どもと接することができれば、
虐待も減る…かもしれませんし、
先の常識的なことを教えることもできるようになるんじゃないかと思います。

ああ、あと、このコンササポ同士のコミュニティっていいですよね。
僕も、コンサを通していろいろな人に出会って、
年上の方からいろいろなことを学びましたし、
また、年下の人には自分の学んだことを伝えていきたいと思います。

僕も熱く語ってしまいました。失礼いたしました~。

posted by 元多摩| 2006-06-05 11:01

Re:学校教育の在り方

私もそう思います!
だって今私は一児の母ですが、働いていたとき(ちなみに介護職です)も子育ても特に理数系なんてなにも役に立たなかったからです。(授業自体は好きだったですけど)

私は子どもを教育するというのは、家庭ももちろんそうだけど、地域、それこそ学校の役割も重要だと思っています。だって平日の半分は学校で過ごすんですから。
嫌な例えですが、中国や韓国の日本に対する反日教育はすさまじいと聞いています。
じゃあ、今日本で子どもたちに「人を殺めちゃいけない」「人を愛せるようになりなさい」って親や教師が教育したら、そんな風に子どもも育つかもしれない。

親のせいだからとか学校のせいだからとか、お互い押し付けあっていたら子どもがかわいそうですもんね。

人を育てるっていうのは本当大変なことだと思います。親だけで子育てしてたら、親にばかり負担かかってしまうし。(今核家族世帯が多いから祖父母にも頼れない家が多いし)
学校でも生きていく上で大事なこと、教えることも重要だよなあと思います。

皆で子ども守って育てていきたいですよね。

posted by ミルクチョコ| 2006-06-05 13:30

Re:学校教育の在り方

このテーマは人間の数だけ意見があるから難しい。
容疑者の女性の過去は知らないけど、自分のいる場所で不幸せな境遇だったと思う。
ならば、どこで幸せをつかむのかとなると、これという答えがない。
人間や住んでいる場所などの環境トータルというしかないですね。
ささやかでも、家庭や学校に自分の居場所があればまだ救われるかもしれない。
あと、不幸せな人間に関わり合いを持った子供が幸せになることはまずあり得ないと思う。
これは家庭だけに限ったことでなく、学校でもあり得る。
今の学校の先生は自分が生徒だったころは優等生がほとんどだ。優等生だからといってそのまま自分の人生が幸せであるとは限らない。
でも、子供や保護者は先生を選べない。
元多摩さんは教員を目指しているようですが、人間性で勝負する前にペーパーテストで合格点が取れないと、次のステージに進めないんです。ご存知だと思いますが…
優等生がそのままいい教員であるとは限らない。
むしろその逆なのではということを、うちの子供を通して教えられた。
このブログのブロガーの中には、現役の教員もいるようなので、その人の意見もお聞きしたいものです。
ここにアクセスしていればの話ですが…

posted by equip| 2006-06-05 15:34

ちょっと追加

やっぱり、中学までの理科・数学は役に立っていると思いますよ。
というのは、日本は今かなり科学技術が進んでいますが、
それもこれも、土台に一般の人たちの科学に対する知識や理解があるからだと思うんです。
サッカーにしろ野球にしろ、一般の人たちにその競技が浸透しているほど、
世界的に見てもレベルが高くなりますよね。
科学も同じで、一般の人たちが数学や理科をある程度学んでいるからこそ、
今の発展があるんじゃないかと思います。

equipさん
そうなんですよね、いわゆる「優等生」って、
小さい頃から「勉強勉強」と追い立てられてきたからか、
精神面で不安定というか、equipさんの言葉をお借りすれば
「不幸な」人が多いような気がします
(もちろん、そんな人ばかりだとは思いませんよ。ただ、自分がそうだったんで)。
そういう人にまた「勉強勉強」言われると、子どもも
「幸せ」にはなれないですよね。
上で「勉強は大事!」と言っておいて何ですが、
勉強よりも、心の健康、精神面での安定、「幸せだ」という感覚、
そんなものの方が、ずっと大事だと思います。
ただ、そういったものは、授業で教えるというのはちと難しいと思うのです。
それこそ、親、先生、近所の人など、子どもと関わる全ての人たちの
「人間性」にかかってくるのだと思います。
生活全般を通して教えるべきことなのかなと思います。

なんか、教育について考えるいいきっかけになりました。ありがとうございました。>皆様
でも…、正直なところ、今年の教採は無理だろうなぁ。
せっかく大学院にいるんで、自分の研究もしっかりやりたいんですよ。
ペーパー試験か…(涙)。

posted by 元多摩| 2006-06-05 18:00

元多摩さんへ

この場をお借りしてすいません。
村上龍氏の『13歳のハローワーク』の教師の部分は読まれましたか?
村上氏は両親が教員の家庭で育ったようです。
ページ数は少ないですが、今の教育現場の現状がまとめてあり、今の教員が目指すべき一つの方向性のヒントが出ています。
お持ちでなければ、書店での立ち読みでどうでしょう!
教員をやっている知人が「よくわかっている」と言ってました。

posted by equip| 2006-06-05 21:01

Re:学校教育の在り方

色々なご意見がありますね。
でも教育はもっと議論されるべき問題ですよね。何がいいのかは、子供1人ひとりにとって違う気もしますが…。
ただ、TVで幼い子供に「勝ち組になって欲しい」と言って英才教育とやらをしてる親を見た時はゾッとしました。その愚かしさが子供に受継がれなければいいですが。
人は自分以外の誰にもなれず、皆が違う人間。だからこそ違いを認めて尚『共感性』を持つ事が何よりも大切だと私は考えています。学校はその訓練の場でもあるのではないかしら…。
子供はいませんが、一番身近な子供(甥)には勝ち組になる事よりも、幸せをきちんと感じられる人間に育って欲しいです。

posted by リラ| 2006-06-06 05:12

ありがとうございます

equipさん
はい、読んだことあります。
…が、何となくしか内容を覚えていない…。
とりあえず、すごく共感した覚えがあります。
今度また立ち読みしてみますw。
わざわざありがとうございました。

hiroki-tさん
コメント欄でやりとりしてしまって、申し訳ありませんでした。m(_ _)m

posted by 元多摩| 2006-06-06 09:00