2009年03月31日
紫紺の優勝旗
甲子園ではみちのく旋風が吹き荒れています。 本日行われた準々決勝で、鵡川を破った花巻東 (岩手) と 21世紀枠で出場した利府 (宮城) が、それぞれ逆転勝利を収め ベスト4へ駒を進めました。 明日の準決勝第2試合で、この両校がぶつかることから 東北勢が決勝へ進出することが確定しました。 花巻東は、日ハムがドラフト1位候補にしているエース菊池を温存し 4番打者の猿川 (本業はサード) を先発させましたが 中盤までに2点のビハインドを背負いました。 しかし6回から菊池がマウンドに上がると流れが一変し 7回ウラ、先発して3失点の猿川が自ら同点2ランを放つと エース菊池がレフトオーバーの勝ち越し2ベースを撃ちました。 南陽工打線は菊池の前に単発2安打・6三振と打線が沈黙。 8回にも加点した花巻東が5-3で今大会3度目の勝利を収めました。 21世紀枠で出場した利府は、旭川から野球留学し2年生でエースとなった 小野田がいる早稲田実相手に逆転で勝利し 高くはなかった下馬評を覆して甲子園3勝目をあげました。 利府はベンチ入り選手が対戦相手を中傷する記事をブログに書いて 厳重注意を受けるという非常に残念な行動もありましたが 春夏を通じ初の甲子園でベスト4進出という輝かしい歴史もつくりました。 明日の両校の激突は、普通に考えれば花巻東が断然有利であると思いますが 何が起こるかわからないのが甲子園の高校野球。 互いに持てるチカラを存分に発揮し 勝ち上がった方のチームは、その勢いで全国制覇を成し遂げ 紫紺の大優勝旗を手に白河の関を越えてほしいと思います。 真紅の大優勝旗 (夏の甲子園) は既に津軽海峡を2度も越えちゃいましたけどね~。 ↑↑ と、ちょっとだけ自慢をしてみる (笑) 宮城と岩手のハーフである私にとって、久々にワクワクする甲子園です。
posted by hiroki |19:06 | 高校野球 |
スポンサーリンク
スポンサーリンク