2007年03月06日

信念は曲げるな!

さて、京都戦の評価もひと通り出そろったみたいです。
思うところ、天皇杯の快進撃モードのままでの印象が多かったですね。
それは今シーズンへの期待の表れですから、どうこう言うつもりはありません。

ただ、いろいろあった中で、
 プロ選手の経験がない三浦氏が監督というのは納得できない
 ジョアン・カルロスでもう懲りている
という意見については異論があります。

間違えないでほしいのは、私はジョアン・カルロス氏を肯定しているわけではないという
ことです。
実際、選手掌握に疑問点がありましたし(彼を知っている小倉はチームを離れた)、ディフェ
ンスの指導ができず、名古屋で活躍したトーレスを臨時コーチに招いたぐらいです。

私が一番引っかかっているのは、
 プロ選手の経験のない人物がプロチームの監督になってはダメなのか
という点です。

次元は違いますが、中学・高校の運動部の顧問の先生。
すべて経験者ですか?
もし未経験の先生が顧問だったら、その先生を頭から否定するんですか?
先生の立場からすると、自分の守備範囲でない分野を任されるのはよくあるそうではない
ですか。
今は生徒・保護者がうるさいから、「やりたくてやってるんじゃない!」という気持ちが
増殖するだけなのでは…
そういう未経験の先生の中でも、全国優勝するところまで努力する人もいます。
帝京高校の古沼監督、彼は大学までは陸上の選手です。
そういう話を聞くと、プロの経験が有る無しの問題は関係ないと思うんですけど。
世界を見渡せば、例えばチェコ出身のズデニク=ゼーマン氏、彼はバレーボールの選手だ
ったそうで、サッカーはバレー選手を引退してから勉強したそうです。

三浦さんの話から離れてしまいましたが、確かに彼の経歴にはプロサッカー選手の経験は
ありません。
だけど、学校の先生という安定した仕事を捨てて、ドイツに5年間サッカーの勉強をした
意気込みは買いたいし、また、現に他チームで実績を出しているわけです。
名選手でなくても、サッキやベンゲルみたいな人物もいるのです。
名選手だって、ガンバの監督だった釜本氏の例もあります。
私はサッカーの可能性をそういった点で感じているんです。
 プロ選手の経験の有無やサッカー経験の有無で監督を判断するのは間違いです。

それから、勉強家が理論を持っているのは当たり前で、あとは選手にどういう手法で伝え
て理解させ、試合に生かすか。
教育者だった三浦氏のこれからが楽しみでもあります。
教育者ということでさらに言うと、短気な性格では教育者には向いてないですよね。
東北岩手県出身で辛抱強いだろうから、途中で投げ出すことはないでしょうが、頑固なと
ころはなくては困ります。
学校の先生というのは、自分のスタイルに当てはめるように持って行くのはごく普通のこ
となんですよね。
今は4-4-2ゾーンディフェンスの指導が続くんでしょうが、取り組んでいる以上、誰が何
と言おうと貫いてほしい。
途中で投げ出したら、逆に軽蔑しますよ。

昔、私は学校では問題児だったようで、親が懇談会の度に当時の担任(女性教師)と私の子
育てをめぐって口論したらしい。
両者平行線のまま終わったようなんだけど、実は親は今まで私の担任だった教師の中で、
その女性教師を一番尊敬している。
 頑固な人だったけど、絶対に差別はしなかったって
その後、女性教師は小学校の校長になるんだけど、私の親は当然だよねと言っていた。

48分の1プラスアルファの開幕戦だったかもしれないけど、三浦監督の目に映ったもの
は0−2のスコアや失った勝ち点だけではないですよね。

posted by equip |09:10 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(0)