2012年11月25日
昨日の段幕を見て思ったこと
寂しく重い雰囲気の中、セレモニーが行われたわけですが…。
「この4年間って何だったんだよ」。
限られた予算の中での"育成と結果の継続的な両立"は簡単じゃないのはわかってます。
ただ、昨日の試合の"内容"だけを見るにつけ"チーム自体の積み上げてきた成果"は確かに感じられませんでした。
これはクラブ、監督、選手、サポーター全てに要因はあるでのしょう。
例えばクラブ。 予算的に見通しの甘い経営。持株会に頼りすぎる体質。
例えば監督。 4年間ありながら、連動した守備や攻撃の形が構築出来なかったこと。
素人目にも"ボールが無いところでの動きや駆け引きが下手"に感じるし。
だからパスの出し先に困り、スローイングはほぼ相手ボールになるのをここ何年も見続けている気がする。
これは監督に限られた選手の中でのやりくりで形にして欲しかった部分。
そして選手。
もっと喜怒哀楽を前面に出して強い気持ちで泥臭くやって欲しいと感じる。
昨日の試合なら榊のひたむきさが観ていて気持ち良かった。
空回りしたけど芳賀だって頑張っていた。
昔だったら上手ではなかったけど頑張れたビジュや元気が愛されたのは、気持ちが伝わってきたから。
能力不足は別にして、そういう部分が足りない気がする。
そしてサポーター。
選手が可愛いがためにチヤホヤし過ぎて、ブーイングや苦言を良しとしない習慣や風潮は選手にとってはマイナスかも。
内容が悪かったり、気持ちの見えないプレーには厳しく叱咤していかないと。
ただ全く光が無いわけではない。
"トップに上げる選手を育てる"所までの育成に関してはクラブは評価出来るし、監督もクラブと協力しながら若い選手を起用してもきた。
トップに上げた選手の素材についてもただ数合わせではなく、世代別代表の選手も多いのだから、クラブとしての下部組織の育成は満点に近いのでしょう。
この財産を大きくしてくれる能力に明るい監督に未来を託したい、そんな気がしますね。
若い選手達がポゼッションで圧倒し、泥臭く気迫を前面に出して戦う姿…、早く見たいです。
posted by darchun |08:10 | コメント(5) |