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2008年10月27日

外資は日本株で意外と損していない?

本日めでたく一時的にではありますが日経平均がバブル後最安値を突破しました。
ここから先は,安値更新のたびに「20数年ぶり」という単位で安値基準が語られることになります。今日の安値で見れば,1982年12月頃の26年ぶり・・・かな?

直近の高値である2007年3月の18,300円からみれば,7,600円はおおよそ60%OFF。1年半で吹っ飛ばす数字には見えませんが,これくらいダイナミックなのもそれはそれで楽しいものという気がしないでもなくはないです。

日本国内では大して問題もないので外部要因で下がっている,なんていわれているわけで,外資もここまで下げてまでよく売るな,なんて軽く同情してたのですが,よく考えてみると今は強烈な円高になっているわけで,この効果があれば外資は意外と損をしていないんじゃなかろうか。

仮に18,300円の天井のときの為替レートをみると1$=116円,1ユーロなら154円くらい。この時に10000通貨分で日経を買ってたとしたら,今の水準で損切りしても50%までは下がってません。高値で掴んで塩漬けしてたなんてことはないでしょうから,せいぜい2~30%程度の損しかしていないんじゃないの?
ということは,円高が続いているうちは,輸出企業が・・・なんていう理由とは別に,需給だけでたたき売られ続けるんじゃ。。。



どうでもいいことですが,Wikipediaで1982年12月の出来事をみていたら,ETが日本公開,テレフォンカードの発売開始,だそうです。ひと昔どころの昔じゃないですねえ。。

posted by cudos |13:05 | コメント(0) | トラックバック(0)