2008年10月20日
ちなみに日経平均
ちなみに同じグラフを日経平均で書くと以下の通り。日経平均が作られたのが1970年なのでそれ以降です。 バブルだなんだといったところで,投機の本場アメリカのダイナミックさに比べると,やっぱり少し小粒感がありますね。
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2008年10月20日
株価はどこまで下がるのか
コンサドーレは(現在の制度では)J2までしか落ちようがなく,先日しっかりとJ2まで落ちることになりました。つい数年前にJ2最下位まで落ちてたことを考えれば,J1に上がったことを自慢こそすれ,落ちたことで絶望することでもないような気がします。 反対にどこまで落ちるか底が見えないのが株価,というか景気。 株価なんざ,景気が良くなればなにもしなくても勝手に戻りますが,景気はほっとけばどこまででも落ちていきます。 で,実際に落ちたのが,最近例にひかれる世界大恐慌。 アメリカさんでもやっぱり世界恐慌時との類似を探す人がいるようで,右のグラフでも,左が大恐慌の初っぱなブラックサーズデイ時の1929年10月,右が今年の10月です。確かにそっくり。(出展) 歴史では,このあと各国の勝手な思惑が錯綜し,アレを持ってる国のブロック経済と持ってない国の全体主義が対立→世界大戦へと繋がっていくわけで,今回の事態だってそれに繋がる可能性はいくらだってあるわけで。 当然世界もそれを知ってるからこそ,早々に協調を強調しつつ,公的資金の投入だなんだと大騒ぎをして事態に当たっているのでしょう。 こういった状況が続いている限りは,それほど悲観的にならなくても良いのではないかと思っていたりはします。 ただ今後,この協調体制にほころびが出てくると,どうだか分かりませんが・・・
ちなみに,今回の騒動,もちろん今後は分かりませんが,株価で見る限り世界恐慌時にはまだまだ及ぶものではありません。 下図に示したのが大恐慌時から現在までのダウ30種平均の株価の推移。元のデータのせいで多少日付の目盛りがうさんくさいですが,大体は合ってるはずです。。。 左側が大恐慌時で右端が現在。縦軸は変化量ということで対数です。 大恐慌時はざっくりと1/10に落ちてますが,今年はまだ最高値から半分にすらまだなってません(といっても半値まではすぐっぽいけど)。 底値はとりあえず2002年のITバブル崩壊後の7200あたりで,その後は90年代半ばに株価が上がりはじめた頃の4000くらい。 さらにそれを割るようならブラックマンデー時の2~3000あたりが目安でしょうが,そこまでいくとようやく世界恐慌クラスです。 しかしそう考えると世界恐慌の時代ってどんだけよ・・・
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