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2007年10月29日

奨学金を払ってから言え

国が教育費を払わないことで有名な日本ですが,さらなる教育予算の削減を目指すそうで。

奨学金予算削減へ 回収不能2000億円/遊興費に転用増え…

日本の奨学金といえば育英会。年間5000億円弱を奨学金という名で貸している金貸しです。金貸しが悪いというわけではありませんが,返済が必要なものしかないってのは奨学金として,そもそもおかしいです。

高福祉国のみならず,米国ですら政府の奨学金予算は6兆円を超える額を出してるうえ,その1/3は返済不要です。予算削減なんて,これの半分でも出してから言ってもらいたい。

財務省がなに考えてるかなんて知らんけど,納税者の理解が得られない,なんて勝手にダシにされるのは迷惑です。気にせずもっと増額してくれて構いません,っていうか増額しろ。2000億円が回収不能だって言うなら,最初から2000億円を返済の必要ない形で給付しとけ。総額2000置くと言っても,毎年にすればそんなに大した額にはならん。
ちゃんとした奨学金を出しもしないで,グダグダ文句を言うのは筋違いです。

政治家も予算はなんでも減らせばいいってもんじゃないんだから,こういう出さなきゃならんところは,キッチリ出させるようにしてもらいたい。
ということで,次の衆議院選挙では,若年者にカネをかけることをキッチリ言ってくる政党に入れることにします。

posted by cudos |12:21 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)