2007年03月02日
日銀の間の悪さは神業
日銀が利上げをしたとたんに,世界的同時株安です。 この間の悪さはまさに神業です。 2000年にITバブルの崩壊も一段落し景気は小康状態,なんていってゼロ金利を解除をしたとたん,世界的な不況に巻き込まれて日本の景気もどん底に,なんてこともありました。 今回の利上げも,なぜ1月ではなく2月なのか,そもそも利上げできるほど日本の景気は上向いたといえるのか,ろくな説明もなく進みました。 で,こんな状況です。 別に同時株安が日銀のせいだとかは思いませんし,彼らも一生懸命なのも分からないでもないです。 でも今回の同時株安を一番喜んだのは日銀じゃないかと思わず思ってしまうのも事実。「もう少し遅かったら利上げができなかった。」とか言って。 このままリセッションに入りなんてなったら,ほんとに日銀の信用は地に落ちるところ・・・ってもう落ちてるか。 ガマンを続けてガマンしきれなかったところが,一番間の悪い時期,なんてのはよくある話。堪忍袋が小さすぎるのが日銀の間の悪いところなんでしょうかねえ。 いいかげんインフレ恐怖症からは抜け出してもらいたいんだけどなあ・・・
posted by cudos |09:31 | 応援ファンド | コメント(1) | トラックバック(0)