2008年02月19日
勝ったのは東芝?
HD DVD撤退、東芝株価は上昇 「選択と集中」に好感 次世代DVD規格争いで,東芝がHD-DVDから撤退したことでBlueRayが勝利することとなりました。なんて言う前に勝負はついていましたが。 新聞トップでは,東芝が撤退に伴い数百億規模の損失を出す,なんて記事が踊ったわけですが,当日の株価は+5%の大幅高に終わり,実は次世代DVDは注目されていなかった,あるいは無駄な投資と思われていた,というのがばれる結果に終わってしまいました。 VHS-β戦争を引き合いに出されることが多いですが,一番近いところでは記録型DVDの覇権争いでしょう。この時の勝者はどれでもなく,実はHDDでした。家庭用録画機の勝者もHDDです。持ってますが,実際すごく便利です。 値段や利便性を見る限り,BlueRayでもHDDに対して優位にはありません。HDDに入れるための媒体での覇権を目指すことになりそうです。 現在覇権を握るのはDVD,これに対抗してネットワークとも争わなければなりません。 なんかBlueRayはあんまり勝っていないような気がしてなりません。
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2008年02月13日
何事もなく
年度末が近づいてくると,気忙しさに拍車がかかります。 餃子もサブプライムも騒ぎが一段落してきたのか,当初の大騒ぎもなくなってきました。まあ,米国GMが4兆円の大赤字を出したとか,なんとなく気になるニュースもありはしますが,概ね平和なのかもしれません。 ということで珍しくお仕事にせいを出しています。 と平日の朝っぱらから更新しておいてなにを言うか,ですがw 一応餃子がらみで続報を。 食の安全学再び:食品テロはどうやって防ぐ? 安全な食べ物を作れ!といくらかけ声をかけたところで,意欲もないのに出来るはずもない。実際,JTフーズは言うだけでなにもせず,アサヒビールでは社長が農場に出てコミュニケーションをとっったりしていた。 自社製品を大事にして,その製品を作る人を大事に出来るかどうか,というのは大きいことなんだな,としみじみ思います。 じゃあどうすれば,となるとノーアイディアなんですが。 せめて,安い以外にも色々と良いところを探して買い物していきたいな,くらいは思います。
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2008年02月02日
1月のまとめ
年始めの決算です。 笑っちゃうくらい下げました。時価総額でマイナスを付けたのは設定来初ですし,単月の下げ幅-11.5%も記録です。 普段だとこれくらい下げると,逆にウキウキしてくるところなのですが,いまいち買いにまわる気が起きてこないのが,今の景況感の悪さの一つなのかもしれません。2003年前半みたいに,いくら下げても悪材料が出尽くした感がないのは辛いです。 あ,あと試合がないので勢いで買いを入れたりしないというのもあるかも。 しかし,これで格言通り節分天井だったりしたら笑っちゃいますね。 当面は小口ででもコツコツ買い続けて,買い単価を下げていくのが正解でしょうか。全期間 -15.18% 1ヶ月 -11.54% 3ヶ月 -16.43% 6ヶ月 -15.50% 12ヶ月 -25.43%
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2008年01月18日
一人では株を買えない日本の首相
昨年末から底が見えないほど下げ続けている東京市場ですが,いいかげん下げるのも慣れてきました。 なぜこんなに下げるかと言えば,買いたい人がいないからで,なぜ買いたい人がいないのかといえば,もっともっと下がると思っているからで,なぜ下がると思うのかと言えば,サブプライムの処理が終わってないと思うから。というのが一般的な予想なのでしょうか。 各金融機関がサブプライムの損失を確定させて,それに伴う資本の手当が終わるまで,下げ続けるのだと思います。とすると1月はアメリカの銀行,2月に欧州の銀行,3月はアメリカの投資会社が決算なので,当分は下がり続けるってことですかね。 売るも買うも外人次第というのがなんか笑えます。 本当ならサブプライムであんまり痛手を受けていない日本勢が買いにまわりたいところですが,現在日本は政策不況で,金のあるところがありません。銀行・証券会社は金融商品取引法で身動き取れず,ノンバンクは貸金業法ですでに壊滅です。 なんていうことを昨日考えていたのですが,今日とあるブログで,そんなことを理由にしてなにもしないから日本の金融機関はダメなんだ,と書いてあるのを見ました。 だいぶ前から分かっていた法律に,今さら文句を言っててどうするんだと言うのはまさにその通り。文句を言ってるヒマがあったら,それなりの対策は取れたのかもしれません。 とはいえ「ファンドなのだから,安ければ買うし,高ければ売る,という徹底した利益至上主義には,りつぜんとする」なんて裁判所が言うような社会ですので,法律を逆手にとった対策で儲けてたらなにを言われるか分からない気もします。 不都合はすべて人のせいにする社会と,その声を元にいちいち規制を増やす役所,その規制のせいにして仕事をさぼる会社,という流れだと思うと,あんまり会社のせいにするのもかわいそうな気はします。 ちなみに金融商品取引法では,70歳以上の人は家族の同意無しでは買えないそうです。 日本の総理は71歳。一人では株が買えるか判断ができない,と法律で認められるお歳です。つくづくバカな法律だと思います。
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2008年01月11日
12月のまとめ
年末年始でごっそりと下がったので最近の印象がよくないですが,12月は割と好調でした。昇格のご祝儀もあって資金も順調に伸びてます。 これで大納会から今に至るものがなければ,のんびりもできるんですけどね。。。 2期目になる私の今年の応援ファンドの方針としては,日本の比率を下げつつ,配当を出していくことを狙います。具体的には現状保有しているTOPIXオープンへの追加投資は行わず,追加資金は概ね海外へ突っ込んで全体の日本比率を下げます。 また,まとまった額となり利益ものってた場合に,投資信託からETFの乗り換えを行い,その際に出る利益からコンサドーレの寄付を狙います。 という捕らぬタヌキの皮算用。 とりあえずセゾンバンガードで5000円ずつ積み立てを始めました。全期間 -3.90% 1ヶ月 4.58% 3ヶ月 -3.94% 6ヶ月 -8.48% 12ヶ月 -8.68%
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2007年12月11日
日本も利下げかな
11月の景気ウォッチャー調査結果が出ました。夏場以降右肩下がりの景気が11月にきて急降下でした。 聞き取りの結果を見てると,なんとも厳しい空気が伝わってきます。色々な意味でおもしろいので是非ご一見下さい。 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2007/1210watcher/watcher2.pdf サブプライムに原油高という外因のせいにしたいところですが,どちらかというと失政の方が大きい気がします。 先の聞き取りの結果に出てくる,
建築基準法の改正による建築確認申請の遅れが問題となっているほか、個人住宅においては銀行からの融資不調により、住宅を建てられないケースが続発している。
なんていうのは失政の最たるものですね。改正建築基準法で,審査を厳格にしたために認可が出ない,なんてどれだけ見切り発車だったかよく分かる事例です。それで良くなったとかならまだしも,施工途中で設計変更が現実的にできなくなったので,質は下がってるんじゃないかというのが実感だったりするのがまたドツボ。 金融面でも景気の先行き不安で銀行が審査を厳しくしているというのもあるでしょうけど,上限金利をいきなり下げたもんだから,銀行の副収入が減ったことも影響しているでしょう。 消費の低下には,夏に定率減税を廃止したことも影響しているでしょうし,景気が減速期に入っても利上げを言い続ける日銀に対する不信もあるでしょうし,いつかはさておき消費税も上がることへの不安もあります。 あまり悲観的になるのは好きではありませんが,日銀も政府もそろそろ目先を変えないと来年は大変なことになるかもしれません。 とりあえずは日銀総裁人事でしょうか。。
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2007年12月07日
11月のまとめ
恒例の月末決算です。 昇格祭りで,危うく忘れるところでしたw 11月はサブプライム問題が海外ファンドの決算時期に合わさり,資金の引き上げや膨大な損失が出てくるなるなど大荒れの1ヶ月でした。しかも荒れただけで,何一つ解決していないところがまた怖いところです。 一応は米国政府による救済策なんかも出て落ち着いてきたようですが,事はCDOなどの金融商品に対する不安・不振ですので,今後もある程度の信用収縮は避けられないことでしょう。 とはいえ,当面はサブプライム問題から発する大恐慌,というのは避けられたのかな,という気はしてきましたので,買い下がるつもりでいれば,そう心配することはないかも,と気楽に構えておきます。 ちなみに,11月でファンド設立12ヶ月。12月からは2年目の応援ファンドです。全期間 -8.31% 1ヶ月 -9.66% 3ヶ月 -2.31% 6ヶ月 -13.96% 12ヶ月 -8.31%
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2007年11月05日
10月決算
恒例の月末決算です。 一時期月の前~中頃は好調でしたがが,恒例のサブプライムがらみで後半に失速しました。このまま今月も原点割れか・・・と思ったのですが,なんと最終日に滑り込みで原点はクリアするという,いろいろな意味で職人芸のような月でした。 我らがコンサドーレも最終節にもつれ込んで・・・とはならないことを祈るばかり。 いつになっても終わりが見えないサブプライムローン問題ですが,こんな感じでズルズルされるのが,心理的にも厳しいです。どれだけ悪いものが隠れているか分からないですが,一気に表に出てきてくれた方が,切り替えができていいです。 とはいえ,どっかのお国と違って別に隠しているわけではなく,どれだけ隠れているのか本当に誰も分からない,というのがこの問題の難しいところなのでしょう。全期間 0.38% 1ヶ月 0.33% 3ヶ月 0.00% 6ヶ月 -7.54%
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2007年10月22日
当分デフレ?
試算が示す財政の将来像は厳しい。政府は昨年、11年度までに基礎的財政収支を黒字にする目標を掲げた。毎年の経済成長率が名目3%(実質2.4%)で14兆円余りの歳出削減をすれば増税せずに達成できるが、名目成長率が2.2%(実質1.6%)に落ち、毎年1兆円の新たな歳出を上積みした場合は6兆6000億円の増税が必要になる。
社説1 財政立て直しの基本は成長と歳出削減(10/19)
名目成長率が2.2%で実質1.6%とすると,この間のインフレ率は0.6%。つまり経済成長らしいものはなく,普通にデフレ継続って前提でしょうか。 で,それでは税収不足で財政が健全にならないので増税,ということらしいのですが・・・増税→経済悪化→税収減の悪循環になるだけじゃないのかしら。 増税をした上に経済も成長する,って財務省にはそういうワザを持ってるんですかね。 しかし,まだまだデフレとなると,投資もこのままやってていいものなのかどうなのか。証券優遇税制も廃止されるし。。。 まあ,やめたりはしませんが,日本に投資する意味はどんどんと薄れているような気はします。 どんな形にしても,日本を立ち直らせるためにはリフレ政策をとってもらいたい,と最近本気で思うようになってきました。
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2007年10月02日
9月のまとめ
サブプライム問題の山場と期待?された9月でしたが,終わってみれば何事もありませんでした。 ・・・というのは見かけの上の話で,米国自体は「想定していた最悪よりも悪い」なんていうコメントがチラチラと見られますし,IMFでは2000億$クラスの損失の可能性も指摘されています。 そんな中でもダウ30種平均では史上最高値を更新してきてしまうあたり,相場の世界の不可思議さを感じます。 意外と海外比率の高い応援ファンドも9月は好成績で,久しぶりの陽線を引き,原点を回復しました。 なんだかんだいっても,プラスで動いていると安心します。 まだまだ方向感のない展開が続きそうですが,年末にはチームともどもいい思いをしたいものです。全期間 0.22% 1ヶ月 5.16% 3ヶ月 -4.56% 6ヶ月 -9.44%
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