2007年09月11日

奈良の医療崩壊中 その2

続報らしい続報はありませんが,ここに来てようやく,病院と医者が悪いんだ,という論調から変化が出てきた様子です。
全国各地でこういったことは起きている,と言われつつも実態の把握すらされていませんでしたが,実は日常的に起きている,ということが表に出てくるようになりました。札幌市では39件だそうです。

じゃあどうするか,ということにこれからなっていくといいのですが,医療センターの整備だとかでていますが,結局のところ,激務と世間からの冷たい仕打ちに医者がやる気をなくしているんですから,箱だけ作っても意味はないです。
「善きサマリア人の法」が作られるような話にでもなると風向きも変わってくると思うのですが。

そんなこんなを思いながら,医療崩壊ニュースの先駆けになった,福島県大野病院の裁判傍聴記を読んでいると・・・まだまだ先は暗そうな気がしてきます。

posted by cudos |09:04 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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