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2005年11月28日

鳥栖戦雑感

先日いっぱいになったHDDの整理をしていたら、
今年の5月頃の試合があったので、しばし見入りました。
ほんの数ヶ月前のことなのに、はるか昔に感じ、
試合を見てるとチームの成長ぶりがうかがえました。

そして昨日のスカパー鳥栖戦。
あの甲府戦の次の試合なので、どうやって立て直すのか?
いや、立て直しできるんかなと思ってましたが、
落ち着いた試合運びで終始安心して見てられました。

苦しい所を通り抜け、多分大きなプレッシャーを感じ、
その中で相手のみでなく、自らとも戦わなければならなかった。
そんな経験今までなかったから。

甲府にあんな負け方をしたことを、無駄にしてない。
ある意味精神的な落ち着きすら感じられる試合で、
また一歩成長したんだなと思いました。

解説の植木さんが最後に(ちょっとうろ覚えなんですが)、
「恥をかくことは選手にとって悪いことじゃない」
(そういう過程が選手を成長させるという意味だと思います)
と話されていたことが印象的でした。

失敗しないと分からないことってあるから。
ただ、同じ過ちは何度も繰り返してはいけないけども。
長い厳しい戦いの中で掴み取ったものは、
やっぱりあったんだなと思いました。

 

それからもう一つ。
鳥栖戦のあった11月26日において強く感じたこと。

自らの目で見て、自らの耳で聞き、体で感じる。
自分の五感を使って思い切り、真実をキャッチする。
物事の本質は、それ抜きでは語れないのではないかということ。

表立って見えることは氷山の一角であり、
その下には膨大な事実や真実が隠されている。
前から強く感じてましたが、
ネットの書き言葉だけで、全てを判断することはとても危険だということ。

TV報道にしても、
あの小さな画面で起きてることが本当であると信じてしまいがちですが、
でもそれは真実の一部でしかないと思うのです。
(というか、一部です。実体験してますので)

自分が大切にしたいものであるならなおさら、
それを守るために物事をきちんと冷静に判断することは必要だと感じます。

選手たちに想像力を求めるなら、
自分たちもチームを取り巻く全てに関し、それが必要なのではと思うのです。


posted by ERI |10:34 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)

2005年11月24日

次の戦いはもう始まっている

今まで積み上げてきたものの結果が出た試合だった。
甲府戦は44分の1、去年から換算すると88分の1。
そして日々積み重ねてきたトレーニング。

昨日の試合だけで、全てが決したわけではない。
ここにきて目に見える結果が現れた試合。

後半のロスタイム。
シーズンの締めくくりと、ゲームの締めくくりの厳しい場面。
最後の最後、ここをきちんと締められなければ勝てないということ。
上にあがる事はできないということ。
経験の無さの露呈。
ただ、そのことを身を持って体験した事は、今後の大きな収穫だ。

残念だったのは、
同点にされた時点でドーム全体から諦めムードが漂ったこと。
だけどロスタイムは3分もあった。
現実、甲府はその3分で3点を取った。
サッカーにおいて、それは不可能な数字ではないのだ。

下を向く必要なんてない。
可能性がある限り、顔を上げて立ち向かっていくべきなのだ。
その厳しさがなければ、上では戦えない。

今年年初に掲げた目標。
「トップ5」
昨日の時点で山形に抜かれて6位となっている。
掲げた目標は、全力で掴み取ろう。
そのことが来年、そして未来へと繋がっていく。
戦いはまだまだ終わっていない。


posted by ERI |09:52 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

2005年11月21日

やってきたことは間違っていないと信じる

京都はやっぱり強かった。個々のスキルがワンランク上。
パウリーニョを欠いてはいたが、
ベストに近いメンバーで挑んできてくれた。
優勝も決まって面子を落としてもいいところ、
力を抜かないで来るところは、来期を見据えてのことだろう。
ここで面子を落としてくるような指揮官では、J1は闘えないと思うし、
なんというか、本気の勝負をありがとうという感じ。
(選手レベルでは、どうだったかは分からないところもあるけど)
後で京都系のブログを回ってみたが、
京都のサポにもこちら側の本気は伝わっていたようだった。
札幌は必死だったと。

明らかに個々の能力が落ちる中でのガチンコ勝負。
選手たちは諦めてなかったね。でも、サポはどうだっただろう。
昇格ということではなく、目の前の試合に絶対勝つという気持ち。
前半が終わった時点での、あのどんより感。何か覇気がなかった。

心の中の私が叫ぶ。
 去年の今を思い出してみようよ。
 今年、京都に歯が立たなかった試合を思い出してみようよ。
 チームとして、ちゃんと戦えるようになってるじゃん。

逆転されたときの、ああ今日もダメかの周囲からのため息。
お決まりの的を射ていない野次や怒号。
そんなものを吹き飛ばしたかった。
だから、おそらくあの場所(ゴール裏ではないので)では場違いに、
一緒にコールして、手を叩いた。
ピンチの時には「林!」と何度も叫んだ。

だけどピッチ上の選手たちは、
スタンド上に蔓延るネガティブ感を、自らの力で払拭した。
京都戦はそんな試合だったと思っている。

最後の最後にシュートを打った和波さんの足はつっていた。
90分フル出場した西谷さんも、足は限界だったけど気持ちで走っていた。
みんながみんな、勝ち点3を取るんだという気迫に満ちていた。
その気持ちはちゃんと伝わった。希望の光が見える試合だった。

確かに足りないところがはっきり分かった試合でもあった。
相手の攻撃をゴール前で絶対跳ね返すんだという気迫。
ボールへの絶対的な執着心。
J1の頂点に立とうというチームと比べると、その辺は頼りない。
でも、乗り越えられない壁ではないことも、しっかり悟った。
ベースがしっかり出来上がりつつあるから、そこにあと少しのエッセンスを
加えれば、このチームはきっともっと強くなる。

そんな気持ちがした。

チームは着実に階段を上がってる。
サポートする私たちが、同じ場所にとどまってるのは、
いかにももったいないではないか。(とどまってる感があるからね)

レベルアップしたチームについていって、果てはJ1での優勝。
それを自分の目で見たいでしょう。見たいはずだよね。
だったら、そのためにできることをやらないと。

(自戒を込めつつ書き綴る)


posted by ERI |12:42 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)

2005年11月15日

前を向く、それだけ

不完全燃焼ならまだましだった。
芯からたぎってくるものがなく中途半端。それが本当に心残り。
そんな11月13日、博多の森だった。

それはチームが負けたからとか、そんなことではなく、
こちら側の、自分側の問題。
もっと、もっとできたはずなのに…

今年厚別や函館で見てきた「絶対に負けられない試合」
そんな節目となる試合が何回かあった。
今年に関しては、そんな全部の試合に勝ってきた、と思う。

でも、ここに来て、この状態になって、初めて分かること。
未踏の地に到達してみて感じて、思って、何ができるか。
そんなこと全部がくっきり浮き上がった試合だった、そう思う。
それでもまだここは、ゴールからは程遠い。

選手個々、チームとして、そしてサポーターとして。
チームを取り巻く全てをひっくるめて。
この追い詰められた状態の時にしか分からない「足りないもの」。
それをつかみ取らなければならない。

必死になってそれにすがり付いて、
現実から決して目を逸らすことなく、
辛くても苦しくても、今の状況から決して逃げることなく、
自らの糧として心の中に積み上げていく。
それができたら、もっと強くなっていける。

長い登山の途中で、心が弱くて諦めて下山してしまったら、
頂上で見る美しい風景を決して見ることは叶わない。
苦しいのはみんな一緒。
でも、目の前にある細くて長くて遠い道をただひたすら登る。
全ての人がその時感じる思いは、きっと一緒なはず。

「みんなで上っていくこと」
それ以外の事が頭に浮かぶうちは、
多分きっと、まだまだ最後まで追い詰められていないんだと思う。

まだ4試合もある。
本当に貴重な宝物のような経験を、まだ続けることができる。
その尊さの意味をみんなが理解できたのなら、
きっともっと高い所へ登っていけるはず。

そのためにできることを、私は何一つ放棄したくない。
だって、絶対に頂上からの美しい景色をこの目で見たいから。


posted by ERI |08:45 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(2)

2005年11月11日

今年初のアウェイへ

さて、日曜日には福岡に向けて旅立ちます。
今年初めてのアウェイ観戦となります。

九州は数えるほどしか行ったことがないのですが、
食といい、人といい、個人的に大好きな地です。
 

継続的に続いてきた2004年と2005年。
その年、その年でのチームの状況は変わって行くものですが、
去年と今年に関しては切り離して考えることができません。

私は2004年をとても幸せな年であると思っていました。
確かに色々なことがあり、チームの成績は良くありませんでしたが、
でも大地にしっかり根を張ったチームを作り上げることを始めた年。
そこに一サポーターとして、チームと共に歩み、
その過程を見続けることがかなう。
そんな年って、滅多に巡ってくるものじゃないと思うんですよね。

サッカーに限らず、何かを成し得るためには色々要素が必要ですが、
そこに人が介在した場合、できるまで根気強く何度も続けること。
それがとても重要なことだと思うのです。

人が生まれて成長する過程もそう。
立って歩き出し、言葉を覚える、人としての人格を作り上げていく。
それは、一朝一夕に出来上がるものでは決してなく、時間がかかる。
堅固に一つのものを作り上げる。
ちょっとやそっとの衝撃ではびくともしない確かなものを。

去年、今にも吹き飛ばされそうだった幼い木の苗。
それが今年は大地に確かに根を張り、
強い風にも耐えられるほどに成長してきました。

2005年も押し迫った今この時、
去年のあの頃を思い出してみると、積み重ねた日々の重さを感じるのです。
去年があって今がある。
そして、今そこにいられることの幸せ。
胃がキリキリするような緊張感の中、チームはどんな姿を見せてくれるんでしょう。

そんないろいろな思いが入り混じった気持ちで、福岡に行ってきます。
チームだけではなく、取り巻く全ての人たちの力を一集して勝ち点3を!

 

(何を食べよっかな~ワクワクっのも、実はかなり重要なんだけど^^;)


posted by ERI |13:06 | コンサドーレ | コメント(7) | トラックバック(0)

2005年11月06日

諦めない

足りないところが、まだまだたくさんあることを改めて知らされた水戸戦でした。
ああいう状況を打開するには、まだ力不足ってことでしょう。

でも、私世界一諦めの悪い女なので(^^)
何でか知らないけど、諦めるって言葉は頭の片隅にも浮かびませんでした。
数字上、まだまだ可能性を残してるうちは、戦う気持ちを絶対に捨てない。
諦めるのはいつでもできる。
諦めたらそこで終わり。
そんなもったいないことできますかって感じです。

昇格に絡んでるなんて、こんな幸せな状況を簡単に手放す気なんてないから。
選手もサポーターもこの苦しくて逃げ場のない経験が、
きっといつかものを言う日がくるんだと思うんですよ。
そして、そこから逃げないでやり通した者だけが掴める何か。

苦しくても、それがほしいんです。

(今日のゴール裏は、結構圧巻だったですよ)


posted by ERI |22:29 | コンサドーレ | コメント(8) | トラックバック(0)

2005年11月05日

ナビスコ杯決勝

今日のナビスコ決勝は、本当に1分1秒目を話すことのできない
好ゲームでありました。
いや、好ゲームなどというのは生温い。
死闘と言ったほうがいいかな。

全選手が自分のチームを信じ、仲間を信じ、自分を信じ。
それぞれが同じ方向を向いた2つのチームが、がっぷり四つに組む。
ボールを追ってただひたすら走る。
ここにボールが来ると信じ、走る、走る。

試合の後半には足を攣る選手が出始め、
激闘90分の後の延長戦では、ほとんどの選手が足を引きずる。
あちこちで倒れこみながら、また立ち上がり走る。
そして延長戦もスコアレス。

PK戦の前に組まれた大きな円陣。
選手も監督もスタッフもみんなが加わって作られる円陣。
緊張感の中にも吹っ切れた笑顔の選手達。

そして10番目の選手、巻がゴールを決めた瞬間、
ジェフの優勝が決まりました。

本当に素晴らしい試合だった。
最初から最後まで緊張感が漂い、集中力を途切れさす事なく、
自らの力を100%出し切った。
こんな試合を見られて幸せな気持ちでいっぱいです。
両チームの選手たちに感謝したい。

個人的にはジェフがタイトルを取ったことが感慨深い。
大黒と2人の外国人選手、そして立ちはだかる厚くて高い壁シジクレイ。
多分、個人能力ではガンバの方に軍配が上がるかと思います。
でも、走り負けないオシムベイブスたちが壁をぶち破った。
そのことは、何か一つの答えを教えてくれていると思うのです。

よく精神力とか気持ちとか言われますが、
それは、どんな局面でも冷静な目を持ってプレーできるクールな頭と
負けないぞという熱い心なんだと、今日の試合で再確認しました。

さあ、コンサドーレ。
これから6試合、必勝体制です。
チームもサポーターも一体になって、乗り越えなければならないものが
目の前にデーンとそびえ立っている。

それを乗り越えても、またきっと壁がある。
でも乗り越え乗り越えその先には、
今日のナビスコ決勝のような歓喜が待っている。

志を高く持つ。
そうすれば、きっと夢は夢で終わらないと今日改めて思ったのでした。


posted by ERI |17:17 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)

2005年11月04日

登録してみました

とりあえず、始めてみました>ここでのブログ。
使い勝手だとか、何だかとってもいい感じです。

コンサドーレについて思ったことを、書き残しておきたい
と思ったときに更新したいと思います。

ここの準備までに多くの方が、大変ご尽力されたと思います。
本当にご苦労様でした。
このブログサービスが建設的に発展していく事を願いつつ。

まずは水戸戦に勝つ!(笑)


posted by ERI |19:49 | コンサドーレ | コメント(6) | トラックバック(1)