サッカーはTVでの観戦がメイン、行ったことはあるけれど数回だけ。
そんな方のための、サッカー観戦ガイド初級編です。
まずは、スタジアムに足を運んで、生で観戦してみましょう!
(1) サッカー観戦で忘れちゃいけないのは?
- サッカーは雨天決行のスポーツです。スタジアムに合わせて必要な準備を。
- サッカーは屋外スポーツです。季節とキックオフ時刻に合わせて必要な準備を。
準備をする時は、天気のことは必ず頭に入れておきましょう!
「Yahoo! 天気情報」の「サッカー場の天気」が天気予報のチェックには便利です。
>> Yahoo! 天気情報 サッカー場の天気
(2) 必要な持ち物:基本編
□ ハンカチ・ティッシュ:スタジアムのトイレには紙の用意がないところもあります。
□ チケット:前売りチケットがお得です。ただし、J2でチケットが売り切れることはまれです。当日券の購入もだいたい可能。
□ 応援グッズ:レプリカユニフォーム、応援Tシャツ、タオルマフラーなどの応援グッズ。
座席の選び方と、チケットの購入方法は、次回紹介します。
(3) 必要な持ち物:雨天対策
□ 傘:行き帰り、ハーフタイムに。
□ カッパ・ポンチョ:試合中は基本的に傘は禁止です。
□ ゴミ袋 45Lサイズ2枚:荷物を雨から守ります。使った後は後片付けに使えます。
中には、屋根のあるスタジアムもありますが、J2の場合屋根つきはまれです。
また、屋根つきのスタジアムでも、座席によって屋根の有無が違うので、事前に確認しましょう。
○ カッパ・ポンチョの選び方 ○
特に座っての観戦の場合、膝から下がカッパから出て濡れてしまうことがあります。
足元まで隠れる長いポンチョか、ズボンのついたカッパ、または、膝にかける防水性のシートを用意しましょう。
○ ゴミ袋の使い方 ○
- ゴミ袋の中に荷物を入れて、口を縛ります。
- 上からもう一枚ゴミ袋をふたのようにかぶせるます。
こうすると、縛った口から水滴が入ることもなく、荷物が雨に濡れません。
予報が晴れだったり、会場が屋根つきのスタジアムの場合でも、ゴミ袋だけは持って行くことをお勧めします。
芝生席(!)の敷物になったり、荷物を座席下に置くときにはゴミ袋の中に入れるようにすれば、後方から流れてくるビールの川から荷物を守ってくれます。
(夏場には、よく川ができるものなんです。)
(4) 必要な持ち物:晴天対策
□ 日焼け止め:強めのものを。
□ 帽子:分け目や頭頂部が焼けます。バンダナなどでも代用可能。
座席によっては、試合前から終了時まで直射日光を浴び続けることになります。
夏でなくても、男性でも、日差しに弱い方は要注意。
鼻の頭だけが焼けてしまうようなことのないよう、準備をしましょう。
顔だけでなく、手や首の後ろも要注意です。
(5) 必要な持ち物:寒さ対策
□ +2着の服装:声を出して応援する場合は、+1着程度で大丈夫です。
□ 暖かい飲み物:ポットを持ち込めない場合もあるので要注意です。
□ ひざ掛け:フリースなど、軽くて温かいものが役に立ちます。
寒い季節に外でじっと試合を見ていると、普通の外出よりずっと冷えます。
グラウンドコートやダッフルコートなど、防寒を重視した上着が役に立ちます。
おしゃれ重視で行きたいときは、ポケットカイロなどを活用しましょう。
それでも寒いときは、立ち上がって声を出して応援してみましょう。
座っているよりずっと温まりますよ!
(6) 服装
風邪が通り抜けるので、スタジアムはほこりっぽく、椅子が汚れていることもあります。
雨が降ったときのことも考えて、大切な服は避けてください。
スタジアムは駅から離れていることがあります。
バスやタクシーを使った場合でも、スタジアム自体が広い公園の中にあって、公園の中を長距離歩く場合もあります。
また、スタジアム内部も広く、階段もたくさんあります。
レプリカユニフォームや応援Tシャツを持っていなくても、赤と黒を意識した服装をしていきましょう。
間違っても、相手チームのチームカラーで行ってはいけません!
得点時にフットワーク軽く大喜びするためにも、動きやすい服装が何よりです。
(7) 持ち込めないもの
Jリーグでは、発炎筒や花火など危険物などの他、ビン・缶などを統一して持ち込めないものに指定しています。
大体の場合、飲み物は入り口で紙コップに中身を移し変えることになります。
ペットボトルはふたを取ることで持ち込める場合もあります。
また、一部のスタジアム(札幌ドーム含め)では、市販のお弁当の持込を禁止している場合もあります。
スタジアムで食べるものは、スタジアムで調達する、と考えておくとトラブルは少ないのですが、食べ物の販売が少ない場合もあるのが辛いところ。
少々面倒ですが、各主催チームの公式サイトなどで確認しておくことをお勧めします。
(8) 目標到着時刻
試合前のタイムテーブルは大体このような感じです。
開門時間はチケットを確認してください。
チケットに記載がない場合は、主催チームの公式サイトを確認しましょう。
前座試合(少年サッカーチームの試合など)や選手のサイン会など各種のイベントがある場合は、この時間帯におこなわれます。
イベントは、主催チームの公式サイトなどで告知されます。
選手の試合前練習がおこなわれます。練習前には、応援席の前に選手が挨拶に来ます。
練習はまず、ゴールキーパー練習が始まって、その後フィールドプレイヤーが全員で出てきます。
- 試合開始20~15分前付近(主催チームによって前後します):スタメン紹介
その日のスターティングメンバーが紹介されます。
アウェイチームの紹介はあっさりしたものですが、ホームチームの紹介は、ビジョンに映像を流したり、スタジアムDJのあおりがあったり、派手です。
最近のJ2の流行は前口上。
ビジョンのついていないスタジアムでもできるので、やりやすいのでしょう。
「ディフェンスラインの核弾頭。制空権は俺のもの。背番号X、ディフェンダー、○○○○!!」
のような笑っちゃう紹介が多く、名物のひとつです。
地元の中高校生や大学生、チームの下部組織のメンバーなどが担当します。
いよいよです。
観戦がメインであれば、試合開始1時間前くらいに到着するのがオススメです。
席を決めて、食べ物・飲み物を買いに行って45分前。
地方のスタジアムは、いろいろと食べ物が充実していて見て歩くだけで面白いものです。
買ったものをつまんでいるうちに試合前練習が始まる、そんな感じです。