2006年04月01日
スタジアムへ行こう! 生観戦をしてみよう!
サッカーはTVでの観戦がメイン、行ったことはあるけれど数回だけ。 そんな方のための、サッカー観戦ガイド初級編です。 まずは、スタジアムに足を運んで、生で観戦してみましょう!
(1) サッカー観戦で忘れちゃいけないのは?
- サッカーは雨天決行のスポーツです。スタジアムに合わせて必要な準備を。
- サッカーは屋外スポーツです。季節とキックオフ時刻に合わせて必要な準備を。
準備をする時は、天気のことは必ず頭に入れておきましょう! 「Yahoo! 天気情報」の「サッカー場の天気」が天気予報のチェックには便利です。 >> Yahoo! 天気情報 サッカー場の天気
(2) 必要な持ち物:基本編 □ ハンカチ・ティッシュ:スタジアムのトイレには紙の用意がないところもあります。 □ チケット:前売りチケットがお得です。ただし、J2でチケットが売り切れることはまれです。当日券の購入もだいたい可能。 □ 応援グッズ:レプリカユニフォーム、応援Tシャツ、タオルマフラーなどの応援グッズ。 座席の選び方と、チケットの購入方法は、次回紹介します。
(3) 必要な持ち物:雨天対策 □ 傘:行き帰り、ハーフタイムに。 □ カッパ・ポンチョ:試合中は基本的に傘は禁止です。 □ ゴミ袋 45Lサイズ2枚:荷物を雨から守ります。使った後は後片付けに使えます。 中には、屋根のあるスタジアムもありますが、J2の場合屋根つきはまれです。 また、屋根つきのスタジアムでも、座席によって屋根の有無が違うので、事前に確認しましょう。 ○ カッパ・ポンチョの選び方 ○ 特に座っての観戦の場合、膝から下がカッパから出て濡れてしまうことがあります。 足元まで隠れる長いポンチョか、ズボンのついたカッパ、または、膝にかける防水性のシートを用意しましょう。 ○ ゴミ袋の使い方 ○
- ゴミ袋の中に荷物を入れて、口を縛ります。
- 上からもう一枚ゴミ袋をふたのようにかぶせるます。
こうすると、縛った口から水滴が入ることもなく、荷物が雨に濡れません。 予報が晴れだったり、会場が屋根つきのスタジアムの場合でも、ゴミ袋だけは持って行くことをお勧めします。 芝生席(!)の敷物になったり、荷物を座席下に置くときにはゴミ袋の中に入れるようにすれば、後方から流れてくるビールの川から荷物を守ってくれます。 (夏場には、よく川ができるものなんです。)
(4) 必要な持ち物:晴天対策 □ 日焼け止め:強めのものを。 □ 帽子:分け目や頭頂部が焼けます。バンダナなどでも代用可能。 座席によっては、試合前から終了時まで直射日光を浴び続けることになります。 夏でなくても、男性でも、日差しに弱い方は要注意。 鼻の頭だけが焼けてしまうようなことのないよう、準備をしましょう。 顔だけでなく、手や首の後ろも要注意です。
(5) 必要な持ち物:寒さ対策 □ +2着の服装:声を出して応援する場合は、+1着程度で大丈夫です。 □ 暖かい飲み物:ポットを持ち込めない場合もあるので要注意です。 □ ひざ掛け:フリースなど、軽くて温かいものが役に立ちます。 寒い季節に外でじっと試合を見ていると、普通の外出よりずっと冷えます。 グラウンドコートやダッフルコートなど、防寒を重視した上着が役に立ちます。 おしゃれ重視で行きたいときは、ポケットカイロなどを活用しましょう。 それでも寒いときは、立ち上がって声を出して応援してみましょう。 座っているよりずっと温まりますよ!
(6) 服装
- 汚れてもいい格好で。
風邪が通り抜けるので、スタジアムはほこりっぽく、椅子が汚れていることもあります。 雨が降ったときのことも考えて、大切な服は避けてください。
- 歩きやすい靴で。
スタジアムは駅から離れていることがあります。 バスやタクシーを使った場合でも、スタジアム自体が広い公園の中にあって、公園の中を長距離歩く場合もあります。 また、スタジアム内部も広く、階段もたくさんあります。
- 応援チームのチームカラーで。
レプリカユニフォームや応援Tシャツを持っていなくても、赤と黒を意識した服装をしていきましょう。 間違っても、相手チームのチームカラーで行ってはいけません! 得点時にフットワーク軽く大喜びするためにも、動きやすい服装が何よりです。
(7) 持ち込めないもの Jリーグでは、発炎筒や花火など危険物などの他、ビン・缶などを統一して持ち込めないものに指定しています。 大体の場合、飲み物は入り口で紙コップに中身を移し変えることになります。 ペットボトルはふたを取ることで持ち込める場合もあります。 また、一部のスタジアム(札幌ドーム含め)では、市販のお弁当の持込を禁止している場合もあります。 スタジアムで食べるものは、スタジアムで調達する、と考えておくとトラブルは少ないのですが、食べ物の販売が少ない場合もあるのが辛いところ。 少々面倒ですが、各主催チームの公式サイトなどで確認しておくことをお勧めします。
(8) 目標到着時刻 試合前のタイムテーブルは大体このような感じです。
- 試合開始3~1.5時間前:開門
開門時間はチケットを確認してください。 チケットに記載がない場合は、主催チームの公式サイトを確認しましょう。
- 開門~試合開始1時間前:各種イベント
前座試合(少年サッカーチームの試合など)や選手のサイン会など各種のイベントがある場合は、この時間帯におこなわれます。 イベントは、主催チームの公式サイトなどで告知されます。
- 試合開始40~20分前:試合前練習
選手の試合前練習がおこなわれます。練習前には、応援席の前に選手が挨拶に来ます。 練習はまず、ゴールキーパー練習が始まって、その後フィールドプレイヤーが全員で出てきます。
- 試合開始20~15分前付近(主催チームによって前後します):スタメン紹介
その日のスターティングメンバーが紹介されます。 アウェイチームの紹介はあっさりしたものですが、ホームチームの紹介は、ビジョンに映像を流したり、スタジアムDJのあおりがあったり、派手です。 最近のJ2の流行は前口上。 ビジョンのついていないスタジアムでもできるので、やりやすいのでしょう。 「ディフェンスラインの核弾頭。制空権は俺のもの。背番号X、ディフェンダー、○○○○!!」 のような笑っちゃう紹介が多く、名物のひとつです。
- 試合開始5分前:ボールボーイ紹介
地元の中高校生や大学生、チームの下部組織のメンバーなどが担当します。
- 試合開始3分前:選手入場
いよいよです。 観戦がメインであれば、試合開始1時間前くらいに到着するのがオススメです。 席を決めて、食べ物・飲み物を買いに行って45分前。 地方のスタジアムは、いろいろと食べ物が充実していて見て歩くだけで面白いものです。 買ったものをつまんでいるうちに試合前練習が始まる、そんな感じです。
posted by cs-kanto |20:39 | 観戦案内 |
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