2016年04月10日
呉越同舟の空港連絡バス
昨日、旅先から新千歳空港に着いて、ドームへ向かう連絡バスに乗った。 後ろの席に、元気の良い3人の若者たちがいて、なになら話し声が聞こえる。 「山形が負けた」「Nスタは遠いんだよねぇ」 「アウェイのコンサドーレサポはすごい数だよね」「あれって、関東組もたくさんいるって聞いたよ」 「ウチは、アウェイに行くという文化がないからねぇ。。」 小耳に挟んだ話の内容で、ああこれは岡山サポさんなんだなとわかった。 途中のバス停から、一目でコンササポとわかるご婦人が乗って来ると、 「今日、都倉、出ますかね?」と一人の青年が聞いた。 ビックリしながらも「出るんじゃないですか」と答えるご婦人。 「都倉出るか。負けたな!」と若者たち。 「そうなんだ。。都倉って、やっぱり他サポさんたちからしたら、そういう存在なんだねぇ。。」 旅の帰路の私たちは、コンササポ的服装ではないから、彼らにはわかっていないだろうけれど、 そんな彼らの話につい笑ってしまった。 さすがに静かなバスの中で話しかけるのははばかられたのだが、 ドームに着いて、階段を上がるときには、 お互いなんとはなしに話し始めていた。 「ドームで勝てないんですよ」 「でも、岡山強いよ」 「じゃあ、今日は引き分けで。ドームで引き分けなら御の字なんで」 中の1人の青年は、コンサのチャントを口ずさみ、 「コンサのチャント、好きなんですよ。頭の中、こればっかり繰り返されてます」 などと嬉しいことを言ってくれた。 岡山から来るサポの少ないことを心配していた彼ら。 いえいえ。 あれだけの人数が来てくれて、あれだけの声量で歌って、素晴らしいと思いましたよ。 勝利の女神はホームチームに微笑んでくれて、もうしわけなかったけれど(笑)。 彼らは、美味しいものを食べて、美味しいサッポロビールを飲んで、札幌を堪能して帰ったかな?