2012年12月04日
中山選手、コンサドーレに来てくれて本当にありがとうございました。
中山選手の引退記者会見をテレビで見ました。 夕方のワイドショーではliveで放送していたようですが、所用で出かけていた私は、その後のニュースで改めて拝見しました。 北海道のテレビ局での放送より、フジテレビの全国版での放送の方が長くて、 改めて中山選手の偉大さをしみじみと思いました。 3年前のクリスマスイブに、中山選手が「コンサドーレでプレイします」と言ってくれたときの嬉しさは、尋常ではありませんでした。 たぶん、そのとき、私たち以上に、中山選手自身も、「やってやる!やれる!」と思っていたのでしょう。 これほどまでに体が万全にならず、リハビリの日々が続くとは夢にも思っていなかったのだろうと思います。 結局、コンサドーレでの日々のほとんどはリハビリに励む日々となってしまいました。 ゴンさんにゴールを決めてもらいたい。 札幌の地でゴンゴールが見たい。 そんな私たちの願いも夢のままに終わりました。 けれど、私は、やはり、中山選手にコンサドーレに来てもらって良かったと思っています。 リハビリに励むストイックな姿。 発せられる魂のこもった言葉。 全国から寄せられる視線。 そういうものを間近で見、聞き、感じた若者たちが、得たものはきっと大きかったと思うからです。 全国区で取り上げられることなどめったにないクラブチームが、中山選手のおかげで、マスコミにときどき取り上げてもらえたことも、大変嬉しいことでした。 赤と黒の縦じまユニフォームの中山選手がテレビに出ると嬉しかったです(それがバラエティ番組であったとしても)。 私服の中山選手がテレビに出ていても、画面の下に小さく(コンサドーレ札幌)と出るのが嬉しかったです。 今日の会見も、コンサドーレの大きなフラッグを背にして、コンサドーレのオフィシャルスーツを着てそこにいてくれる中山選手が嬉しかったです。 そして、なにより。 日本サッカーの歴史とともにあった中山選手を、 ガムシャラで泥臭いそのプレイっぷりが大好きだった中山選手を、 遠くから仰ぎ見ているだけだった中山選手を、 ウチの子と呼び、共に喜び、共に苦しみ、一緒に過ごすことができることが、なによりの喜びでした。 この3年間をずっとずっと忘れません。。。。 本当にありがとうございました。 中山雅史氏のこれからの人生が、実り多いものとなりますように。。。
posted by No.1 代表:くー |19:03 | 選手のこと | コメント(2) |
2012年12月04日
世代交代・・・
昨日の契約満了選手のお知らせに続いて、 昨夜遅くには、「中山雅史選手の引退」というニュースが飛び込んで来ました。 今日4日に記者会見とのことですから、正式決定なのでしょう。 ホーム最終戦。 最終盤に、ゴンさんがベンチに呼ばれたとき、いよいよ登場か?と思いながらずっと見ていました。 なかなか交代が告げられず、交代が告げられたのは、コーチがアデッショナルタイムの表示を第4審判のところで確認したあとでした。 「ああ、時間限定の出場なのだな・・」とその時に、ゴンさんの今の状態を思い知りました。 試合後、おそらくはお嬢さんであろうと思われる女の子と手をつないで場内を一周する様子を見て、これは私たちも覚悟をすべきなのだろうと、思いました。 ゴンさんに対する思いは、正式発表のあとに改めて書きたいと思います。 昨日は、淋しいニュースだけではありませんでした。 「最優秀育成クラブ賞」の受賞です。 詳しくはこちらに。 フェイスブックにも。 両方に、素敵な古田くんのタキシード姿が載っていますww アカデミーの育成は、このように評価されたコンサドーレ。 これからの課題は、(以前にも書きましたが)、 「トップでどう育てて行くか」です。 もちろん、選手たち自身に「高い意識」が必要であることはいうまでもありませんが。 ふたたび、最終戦。 ベンチ入りしたゴンさんと翔太くんがピッチ上で一緒に練習していました。 2人の年齢は父と子ほどに差があるのですが、2人の様子は、間違いなく「同士」の姿そのものでした。 ゴンさんから多くのものを学んだ若者たちが、これから大きく成長してくれること、これからのコンサドーレを引っ張って行ってくれることを信じています。