2008年01月31日
苦しいときに手助けできる選手。そうかそれが君の目指すところなんだね。
29日の道新朝刊。 仁川との練習試合を前にした選手たちの記事の中に、 池ちゃん(池内選手)の言葉があった。 「能力の高い選手が多い中での競争は楽しい。 苦しい時に手助けできる選手としてアピールできたらいい。」 <苦しい時に手助けできる選手> そうか・・ 君はそういう選手であろうとしているのか・・・ 思えば、昨年のシーズン。 大塚さんが大怪我をして担架でピッチを去った愛媛戦。 投入されたのは、池ちゃんで。 開始10分の出来事で、きっと心身ともに準備など出来てはいなかっただろうけれど、 そこに最初からいたかのように池ちゃんはプレイしていた。 昇格がかかった大一番だった京都戦。 1点ビハインドで迎えた後半。 生彩を欠いたソダン(実は腰痛だった)がいなくなって、 そこに登場したのは池ちゃんだった。 池ちゃんは直後にCKから素晴らしいシュートを放って、 残念ながら決まりはしなかったけれど、 一気に会場の雰囲気は盛り上がった。 最後の水戸戦。 ヒロくんが突然倒れた。 池ちゃんがすぐにそこに入ったから、 選手にもサポにも大きな動揺は起こらなかった。 ノノさんはいつも、 「DFの選手が途中から入るってのは難しいんですよね」と言う。 試合の流れ、スピード感、そういうものに途中から入っていくことが難しいのだそうだ。 後ろの選手は一瞬の遅れがピンチや失点を招くことになるからだ。 謙伍ちゃんの逆転で勝利した福岡との試合でも、 スカパーで解説していた方が、 同じことを言っていた。 「DFは途中から入ると難しいんですよ」 池ちゃんは途中から入っても、普通にプレイできる。 なんの違和感も不安感も与えない。 むしろ、先発で出たときの方が、 おいおい!!と思わせてくれたりするwww 先発から出ると、 小手先で相手をかわそうとしてボールを奪われたり、 うまくつなげようとして逆にピンチを招いたりする(苦笑) 多分、池ちゃんが小器用で、やんちゃだから、 <ちょっと良いこと>をやりたくなるんだろうなあ。。と思ってみている。 その小器用でやんちゃな池ちゃんが、最大限に能力を発揮できるのが、 <困ったとき・苦しいときの助っ人>起用なのかもしれない。 ボランチの位置にアンカーとして入って完封勝利に貢献したり、 FWと交替で入って、嬉々としてボールを追ったり、 スルスルと抜け出して、あわやというシュートを打ったり、 セットプレイではいつもゴールを狙っていたり。 池ちゃんをベンチに置いておくと、 監督はすごく安心なんじゃないかと思う。 そして、池ちゃんご本人も、 実はそういう<助っ人>としての役割に自分の価値を見出していたりするのかな・・と、 このコメントを読んで思った。 「違いますよ! そういう意味で言ったんじゃないですよ。 試合の中で苦しい局面での手助けで、 もちろん先発で行きたいと思ってますよ。」 と、池ちゃんは言うかも知れないけど。 私は<助っ人:池ちゃん>がすごく頼もしく思えるし、 そういう選手がいてありがたいなと思っているのだ。
posted by No.1 代表:くー |10:30 | コメント(0) |
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