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2018年12月05日

リードしても手綱は緩めずに!

3日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。

見出しは、「ミシャサッカー体現 今後に間違いなくつながる」です。

J1リーグ最終節 広島戦2―2(1日・札幌ドーム)
最終戦で「残念だった」と思えるシチュエーションを作ってくれた選手に感謝したい。
ACLに行くに値するチームになったと思うし、天皇杯で鹿島が優勝すれば、繰り上がりで行ける可能性は残っている。
1年間やってきた成果は十分示してくれた4位と言える。
広島戦では、まさに今季のミシャサッカーを体現してくれた。
1トップのジェイに、いいくさびのボールが入り、少ないタッチで回し、サイドチェンジから得点にもつなげた。
早い時間に2点を取り、縦に向かっていた意識が安全なプレーとなり、相手に流れを奪われたのは反省も、最後にミシャのスタイルをしっかり見せられたことは、今後に間違いなくつながっていく。
最終戦の絶対に勝たなければいけない状況の中で勝ち点3を取るのは、どんなチームであっても難しいもの。
だからこそ、1年を振り返って「もったいなかった」と思える試合をものにしていくことが、来季は必要になる。
毎試合決勝戦のつもりでやるのは難しいが、常に上位を争うチームはそうして結果を出している。
1試合を大切に戦っていけば、もう一段階上へ、必ず行ける。

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最終戦では、ACL出場圏内の3位以内をあと一歩のところまで持っていけたのだから、今季の札幌の選手たちはよくやったと思う。 2点リードした時に、6連敗中だっただけに広島は調子が悪いのだなあと思った。 しかし、早い時間に札幌が2点を取ってしまって、それまでの攻撃が自然と守りに入ってしまった。 そんな中で広島は、必死に戦い同点に追いつくことだけ考えて、戦ってきた。 同点に追いついてしまえば、3位以内を確保できることもあり、その上3位の鹿島は引き分けていたので、2位も確保できる状況にあった。 広島は負けてしまえば、札幌と入れ替わって4位になる可能性もあった。 そのため必死にゴール前を固めていた。 結果、札幌があと1点が取れず、広島と入れ替わることが出来ず、4位のままとなってしまった。 第33節の磐田戦のように、2点目を取る事に苦しんでいれば、結果は変っていたのだと思う。 2点を早い時間で取ったことで、攻めの意識から守りの方へシフトチェンジしてしまった。 強いチームは、川崎戦の川崎のようにどんなにリードしていても、手綱を緩めずに点を取る事をやめない。 そして2点はセフティーリードとはいえないということは、来シーズンは肝に銘じて得点を取る事に専念して欲しい!


posted by consa.kazu |14:12 | コメント(0) |