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2018年09月12日

川崎を上回るハードワークを!

昨日の北海道新聞「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿です。

見出しは、「川崎戦 果敢にボール奪取を」です。

北海道に甚大な被害をもたらした胆振東部地震、厚真町にあるグラウンドはしょっちゅうお世話になっていたので本当にショックである。
札幌の選手たちにはグラウンドで結果を出して、いいニュースを北海道に伝えてほしい。

地震の影響で中止となった札幌ドームでの日本対チリ戦、道サッカー協会や関係者の努力が水の泡となってしまった。
代表戦を札幌に誘致するために相当な苦労があったはず、注目度が非常に高かっただけに残念でならない。

試合中止による損害額が気になるところだが、命と安全には替えられない。
北海道復興の手助けとして改めて札幌ドームでの代表戦開催を、日本サッカー協会会長にはお願いしたい。

幸いにも宮の沢のグラウンド、クラブハウスは無事でトレーニングには支障がない。
オフが地震の影響で6日間と延びたが、次節川崎戦への準備、アウェーへの移動等も問題はないだろう。
選手はサッカーができるありがたみを感じているはず、いいゲームができるのではないか。

三好は、川崎からの期限付き移籍なので契約上の理由で川崎戦には出場できない。
アジア大会で主将を務め、精神的にもたくましくなった彼のプレーを早く見たかった。
三好が不在中もチームは逆転勝ちなど粘り強く戦って3連勝。
都倉が4戦連発ゴールを決め、駒井を1.5列目のポジションに動かしたりして三好の穴を埋めてきた。

敵地での川崎戦、前回の厚別での対戦では力の差を見せつけられた。
華麗なパス回しでボールの取りどころを与えてもらえず完敗。

川崎に対しては怖がらずに前からプレッシャーをかけてボールを奪いにいく姿勢が大事。
下がって中途半端な守備ブロックになると高い技術のパス交換で突破される。

ボランチの宮沢と深井が守田を上回るハードワーク、ボール奪取をすることが必要。
川崎は先日ルヴァン杯で鹿島に敗れ、11日のコスタリカ戦に3人を招集され、チームは万全でないはずで、つけいる隙はあるだろう。


先日の神戸戦で快勝したように、川崎相手でもしっかりミシャ監督は作戦を練ってくるはず。
兎に角相手を上回るハードワークは、川崎戦を戦い抜くには必須である。
ホームの借りを返すことで、ACL出場圏内の3位が見えてくる。

posted by consa.kazu |06:12 | コメント(0) |