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2018年08月28日

準備が出来ていたから

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「小野のダイレクトパス光る」です。

FC東京戦に続き2連続逆転勝ち。
厳しい敵地でしっかりと走り切り、ビハインドをひっくり返せるあたりは本当に力のある証拠である。

前半、コーナーキックからフレイレにニアで合わされた。
今回フレイレのマークは都倉だった。
ニアに走ったフレイレに都倉がついていければよかったのだが、ニアポストのところには、深井とジェイがゾーンを埋めていたため、都倉が入っていくと交錯する可能性があり、踏み込めなかった。
深井とジェイにマークの受け渡しができればよかったのだが、ゴール前での一瞬のプレーで受け渡しは難しい。
個々の判断で臨機応変に対応するしかないシーンだったと思う。

公式記録は宮澤のオウンゴールだが、宮澤に責任はない。
宮澤はセットプレーから同点ゴールをねじ込んだ。
ラインぎりぎりの角度のないところからよく入れた。
準備していないと反応できないボールだった。

都倉の決勝弾は、途中交代で入った小野がたった2度のボールタッチでリズム変えて演出した。
ダイレクトで、福森、小野、駒井、ジェイ、小野、都倉とつながったパス交換はすべてダイレクトで5本つながった。
ダイレクトパスは、状況判断、予測していないと出せないし、受けられない。
ワンタッチの中に小野のすごさが詰まったシーンだった。

評価は、「良い」のBが、駒井「よくシュートブロック」、宮澤「よく頭でねじ込んだね」、都倉「3戦連続弾の集中力」の3人で、「悪い」のDは、早坂「1対1の応対不満」、白井「縦絞られると沈黙」の2人。
「普通」のCは、具「安定感あり」、進藤「ドウグラスのだけ・・・」、金「やっと失点がらみなし」、福森「同点となる嫌なFK]、深井「危なかった退場」、宮吉「守備で奮闘」、小野「2回のタッチで違い」、荒野「ボール運ぶ」、ジェイ「起点にはなったが」です。

失点のシーンでは、臨機応変が必要だったが、都倉の同点弾は臨機応変が出来ていた。
小野の2タッチ目は、ジェイに出されたように見えたのだが、ジェイは合わなかった。
その状況を見た瞬間に都倉が、ボールを拾ってシュートした。
同点弾を決めたと宮澤いい、決勝点を都倉といいどちらも準備ができていたからの得点だったと思う。

posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |