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2018年05月08日

ミシャサッカーの完成形を目指して!

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「深井の先制 光った位置取り」です。

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G大阪を下し、ACL出場圏内の3位につけている。
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ペトロビッチ監督は「まだ何も成し遂げていない」と戒めるが、今の勢いだったらACLを口にしても恥ずかしくはない。 J1残留の目安は、試合数の34と同じ勝ち点34が必要。 札幌の勝ち点は既に25だが、34を越えるまで、ACLうんぬんは禁句で行った方がいい。 クロスボールからのこぼれ球を、深井が左足ボレーで押し込み先制した。 至近距離ではあったが、ボールが浮いていたので簡単なシュートではなかった。 ボレーキックの技術もさることながら、こぼれ球を予測して、詰めていたポジショニングも光った。 ボランチ(守備的MF)なら、こぼれ球を拾うのは当然の仕事で、後ろに下げたボールを早めにダイレクトでクロスを入れ、2列目以降の選手が飛び込むのはチームの決まりごと。 3月2日のC大阪戦でも、同じ形から深井が直接ゴールを決めている。 都倉がまたオーバーヘッドを決めた。 好調の都倉を日本代表にと言う声もあるようだが、ACLと同様、あまり周囲があおらず謙虚にいった方がいい。
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評価は、「良い」のBは、金「速いカバーリング」、深井「こぼれ球ゲット」、都倉「また?」の3人で、「悪い」のDは、三好「ボール失う回数多し」の1にでした。 「普通」のCは、具「攻守も足下不安定」、進藤「いいサイドチェンジ」、福森「先制は適時のクロス」、宮澤「ヒットせず決定機逃す」、駒井「冷静だった都倉へのパス」、兵藤「守備で体張る」、菅「米倉に仕掛け勝負挑む」、石川「任務は守備」、荒野「粘って2点目演出」、チャナティップ「先制は前で潰れたが」でした。 G大阪戦は、深井の働きが光っていたことは確かである。 ゴールを決める少し前に、相手選手との交錯で足を痛めていた。 その後、直ぐに左サイドの菅にパスを出して、相手ゴール前まで詰めて行った。 足を痛がってピッチに倒れていたので、また怪我かと心配していた後のプレーだったので、相手を油断させるための、仮病だったのかと思うくらい、素早くゴール前に入って行った。 シュートを決めたことは良かったが、それ以上に怪我をしていなかったことのほうが、ゴール以上にうれしいシーンだった。 とは言え、この先制点が今季のチームとしての決まりごとをしっかり実行した結果だ。 ミシャサッカーは、まだまだ十分とは言えないようだ。 完成形を目指して、1試合1試合確実に戦って勝ち点を積み上げてほしい! シーズン終了後に、みんなで今シーズンの結果を喜びたいものだ!


posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |