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2017年10月18日

今季2回目のA評価

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「ジェイの高さ生き大金星」です。

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ジェイの高さ、特長が柏を粉砕した。 全得点に絡んだジェイの2得点1アシストの全てがヘディングだった。 柏戦ではしっかりとゴール前にポジションをとっていたことが奏功した。
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後方からのロングボールはDFの方が体勢が有利、この日のジェイは9割方競り勝っていた。 都倉とのツイン・タワーは、相手にとって相当やりにくかったのではないか。
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2点目は、柏のGKが目測を誤ってジェイとかぶり、パンチングしようと伸ばした腕の上からヘッドで決めたもので、厚別特有の風が判断を狂わせたのだろう。 この日はさほど風はなかったが、それでも柏守備陣にプレッシャーを与えていた。 その上、ボールの転がりが遅い厚別のピッチ、素早いパスワークを諦めロングボールを使わざるを得なかったのだ。 柏戦の勝ち点3は大金星と言っていいだろう。 得失点差マイナス12となったことも大きかった。 引き分け(勝ち点1)でも十分だと思っていた。 J1残留を争う清水も広島も甲府も、今節の対戦相手には負けるだろうと踏んでいたからだ。 甲府だけがFC東京に引き分けたのだが…。 札幌は待望の8勝目をもぎ取り、清水を抜いて13位へ浮上し、勝ち点も31となった。 引き分けの数にもよるが過去のデータでは8勝すればほぼJ1残留の安全圏と言える。 あとは、全試合数(34ゲーム)と同じ勝ち点34を挙げることだ。 清水戦での勝ち点3が必須と言っていたが、柏に勝ったことで残り5試合で、もう3ポイントを積み上げるだけでいい状況になったのは大きい。 評価は「大変良い」のAが、ジェイ「ヘッドで競り勝ち柏を粉砕」の1人、「良い」のBが、宮沢「前に出て2点に絡む」の1人。 「悪い」のDは無く、あとは「普通」のCで、具「捕球し正確キックは合格点」、菊地「飛ばされたが体張る」、横山「序盤は不安定」、福森「ジェイへ一直線キック」、増川「お帰り」、早坂「穴あけず堅実攻守」、荒野「足けいれんも汚れ役は○」、石川「右足でジェイに合わせる」、兵藤「汚れ役とバランス」、チャナティップ「無理すんな」、都倉「トーキック右足で打て」で、稲本「採点不可」だった。
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本当にジェイの活躍は、柏戦での勝利をもたらした。 3位で優勝を争っている柏から勝ち点3を奪うことができたことは、「代金星」と言ってよいだろう! 今回のジェイのA評価は、今季2点リードされていた大宮戦で、2本のFKで同点に追いついた福森以来だ! その勝利の裏には、四方田監督の札幌ドームで行うことができたのに、厚別でやることを選択したことだろう! 柏は、札幌の術中にはまって、得意な素早いパスワークを諦めざるを得なかった! 対戦相手によって、戦術を変える四方田監督だが、柏戦では相手を自分達の戦術に合わせさせた。 ただ、どの相手でも同じことができるわけではないので、次からは柏戦のように自分たちが相手を上回るパフォーマンスをできるようにしていかなければならないだろう! 次のFC東京戦は、まだ今季勝利のないアウェイだが、ホームでの対戦では勝利している相手なので、最後まで諦めずに戦って勝ち点3を捥ぎ取ってほしい!


posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |