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2017年06月06日

今一度厳しい守備で建て直しを!

昨日のスポーツ報知の【宏太’Sチェック】です。

見出しは、「『奪いに行く』姿勢見えない」です。
  
J1リーグ第14節 神戸戦1―2
前半終了間際の失点シーンが、敗戦という結果に全て凝縮されていた。
あの場面、都倉は残り時間がない事もあり、裏へ抜け出す動きを見せたが、福森はそこを選択せず、パスをつなぎに行った所を奪われ、カウンターを食らった。
その後の対応が問題だった。
ボールを取られた瞬間、神戸はスピードを上げてきたが、札幌は引けば守り切れると思ったのか、出足から負けていた。
都倉も追い掛ける事なく歩いていたし、ハードワークができていなかった。
序盤から気にはなっていたが、前半の早い時間に先制し「いける」という空気になったのか、奪いに行く守備でなくなった。
言い方は悪いが甘さのあるDFとなったため、神戸に勢いを取り戻させた。
相手が予期せぬ状態でボールを取れば、攻撃にもつながるが、相手が想定できる状態で奪えても、当然対応される。
全力で取りに行き、ここという所で仕留めなければ、J1では失点する。
この試合は引き分けでも駄目だった試合だと思っている。
交代も含め、ホームで勝つ姿勢をもっと見せてほしかった。

試合開始早々に先制点を取ったし、その後もチャンスも多くつくれていた。
前半の残り時間のないところでの失点は、絶対にやってはいけない点数だった。
相手に後半に勢いをつけさせる原因になるからだ。

しかし、後半に入っても相手の攻撃は、それほど脅威ではなかった。
むしろ、札幌の方が優勢に攻めていたと思う。
その優勢に攻めている間に追加点が取れれば、全く問題ない試合だったと思う。

だが、チャンスで決めきれないことで、相手はこのまま耐えていけば、前半終了間際に同点に追いついたときのように、決定機が来ることを待っていた。
そこで、最後にミスが起きた。
そのミスをこれまでは、カバーして事なきを得ることができていたのだが、今回はそうはならなかった。

試合は後半時間が経つにつれて、宏太さんが言うように甘い守備が目立つようになり、ボールを奪いに行かなくなっていたように思う。
勝っていた時のように、前線から早め早めの守備が出来ていなかった。
これでは、チャンスはつくれても、相手もしっかり対応ができていた。
今一度、前線からの厳しい守備を実行することが、浮上の鍵なのかもしれない!

posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |