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2017年05月10日

まさに職人のなせる業

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「位置取り、読み 河合さすが」です。

現在最下位で、J1残留のライバル大宮をホームで退けた。
札幌は現在15位、10試合を終え3勝3分4敗勝ち点12。
試合数と同じ勝ち点が残留への目安とされ、いいペースで来ている。

大宮戦の注目ポイントは初スタメンの河合、これまで横山がDFラインを統率してきたが、大宮からの期限付き移籍で、契約上大宮戦に出場できない。

けがから復帰戦の河合だが、要所でさすがというプレーを見せた。
38歳ベテランなのでスピードはないものの、的確なポジショニングと読みで大宮の攻撃の芽を摘んだ。
後半、最終ラインから都倉へ一発ロングパスを送り、決定機をつくった場面などは戦術眼のなせる業だ。

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金園のヘディングシュートがポストをたたき、跳ね返りを宮澤が押し込んで決勝点となったので貢献度は高いが、いまだゴールがない本人は納得していないだろう。

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評価は、「良い」のBは宮澤「ハードワークのご褒美」の1人だけ、「悪い」のDも前「流れに乗れず」の1人だけだった。
後は「普通」のCで、具「強シュート難なくさばく」、金「くさびつぶすタイトさ」、河合「横山不在感じさせぬ」、福森「いいボールだね」、早坂「3人目で出ていく」、荒野「スペースでていく」、兵藤「運動量はあった」、進藤「1対1の対応○」、菅「位置取りミスあり」、金園「またポストも得点のにおい」、ジュリーニョ「慣らし走行完了」、都倉「切り返して打ったが」です。


札幌が昨年J2でJ1昇格を決定付けたと言って良いアウェイ千葉戦の内村の決勝ゴールも、河合からのロングフィードからだった。
大宮戦では、都倉にロングパスを出して決定機はつくったが結果的には、残念ながらゴールにはならなかった。
ただ、ルヴァンカップの時の前半もそうだったが、リーグ戦でも大宮には攻撃の芽をしっかり摘んでいた。
毎試合は厳しいだろうが、要所要所での試合出場はまだまだできそうだ。

増川が復帰してくるまでは、まだまだ時間が必要だと思うので、J1残留には重要な選手である。

都倉は、大宮戦では4本のシュートを放っていてサイドネットを叩くなど、惜しいシーンもあった。

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その他にも、守備で相手のクロスを顔面で防ぐなど、攻守で存在感を発揮していた。
大宮戦ではゴールはなかったが、やはり都倉が決めなければ試合展開は厳しい状況が続く。
ガンバ戦では、必ずしや都倉のゴールで、チームを勝利に導いてくれることだろう!


posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |