2016年11月13日
点を取れる予感があった
2016年J2リーグ第41節は、物凄いことになった。
千葉 1 - 2 札幌
横浜FC 0 - 0 金沢
山口 2 - 2 山形
町田 2 - 1 松本
京都 0 - 1 愛媛
北九州 2 - 2 水戸
熊本 1 - 0 岐阜
群馬 0 - 3 徳島
清水 2 - 1 岡山
東京V 1 - 2 C大阪
長崎 1 - 2 讃岐
先ずは、降格争いだが前節までに4チームに絞られていたが、この日の結果で讃岐がJ2残留を決めた。
最終戦では、岐阜と北九州そして金沢の3チームの内1チームがJ3降格、1チームが入れ替え戦に回り、1チームは残留となる。
J1自動昇格と優勝確定は、最終節に持ち越されることとなった。
J1自動昇格と優勝を争う3チームの結果は、共にスコアーは2-1だったが、2位の松本は町田に敗れ、札幌と3位の清水は勝利した。
特に清水と対戦した6位岡山は、前半で2点リードされるも後半に1点を返した。
終了間際には、猛攻を見せ清水ゴールにあと僅かのところまで追い込むという、見所満載の試合だった!
プレーオフ圏内の他のチームは、前節を終えて4位C大阪と5位京都の勝ち点差は6だったので、状況次第で今節勝ち点差3に近づける可能性があったのだが、結果はC大阪は勝利して京都は負けたので、勝ち点差は9に開き京都が4位に上がれなくなった。
6位の岡山との勝ち点差は2と迫られているので、最終節順位が逆転する可能性が出てきた。
岡山は、今節清水に勝てれば順位を一つ上げられたのだが、結果上げることができず、この日松本に勝利した町田との勝ち点差2に迫られ、岡山は最終節の結果次第でプレーオフ圏外に落ちたり、5位でプレーオフを迎えることとなる。
第41節の結果は凄まじいものとなったが、特に札幌は劇的な勝利で最終節に、J1昇格とJ2優勝を決める重要な試合となり、最後にホーム札幌ドームで歓喜に沸く絶好のお膳立てができたといって良いだろう!
千葉戦は、アウェイフクアリに3000人のサポーターが詰めかけ、選手の背中を押した。
試合は、前節まで5試合連続で失点していて、この日も前半31分に失点してしまった。
2位の松本に勝ち点で並ばれていて、前節は逆転負けしていただけに、先制点を入れられて下を向きそうになっていた。
しかし、この日はCBの真ん中に入っていた河合が、「下を向くな、頭を上げろ」と選手たちに声をかけた。
先制点を入れられたあとも、攻め込まれるシーンは多かったが、河合が自ら体を張って止めるなど、ベテランの経験を活かしたプレーが続いた。
流れが悪かった前半のプレーを解消するために、後半頭から機能していなかったボランチの上里に代えて、内村を入れてチームを活性化させた。
その結果、劣勢だった前半とは違い流れが札幌に向いた。
後半26分に福森のFKから、都倉の同点ヘッドが生まれた。
そんな同点ゴールを決めた都倉だったが、後半終了間際のロスタイムに自ら交代を申し出て、櫛引と交代した。
試合の残り時間も僅かという時に最終ラインの河合から、前線に蹴られたロングボールに内村が上手く走りこみボレーシュートを放った。
そのシュートがゴールネットを揺らして、劇的な逆転ゴールが生まれ、厳しい試合を制して2位清水との勝ち点差3で、首位を守った。
試合後の内村はインタビューで、「(点を)取れる予感があった。取ったらおいしいなと思った」、「ボールが流れてきたら絶対に打とうと思っていた。イメージ通りに打てた」と応えています。
2011年最終戦でゴールを決めたとき、「打てば入る」と言っていた名言があったが、今回は「点が取れる予感があった」と言うことを最終戦でも言ってくれることを期待したいものです。
今回は逆転勝利できたので喜んでいたが、浮かれてはいなかった。
今回思いっきり喜べなかったのは、まだ何も決まっていないことで、最終戦で勝利してJ2優勝とJ1昇格決めて、思いっきり喜ぼう!
posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |