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2016年11月09日

試練の先に歓喜が!

水曜日ですので北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。
前回の通信簿から3日と6日に、讃岐と徳島戦を2試合が行われたが、以前は2試合の評価をしていたのですが、最近では直近の試合だけの評価になったようで、今回も6日の徳島戦の評価だけです。

見出しは、「復帰の進藤 2失点に絡む」です。

今季初の逆転負けを喫し、首の皮一枚で首位の座に残った。
2位の松本に勝ち点81で並ばれたが、得失点差が辛うじて1まだ上回っている。
清水との勝ち点差は3だが、得失点差は46(札幌31)もあり、次節自動昇格圏外の3位に転落の可能性もある非常事態。

讃岐戦に快勝したが、敵地で勝てないのは相変わらずで、徳島戦では先制点を取ったにもかかわらず、逆転でまたも複数失点を食らった。

久しぶりに怪我から復帰した進藤は、徳島戦では2失点に絡んでしまい、細かいゲーム勘のなさを露呈した。
1失点目はカバーに入った増川のミスが大きかったが、その前の空中戦で確実に頭ではね返していれば被弾はなかった。
2失点目は渡を止めることができず、ボールを運ばれた。

センターバックはポジション的に失点に絡む可能性が高い。
守って当たり前、やられると直ぐ叩かれる割の合わないポジション。
この借りは千葉戦で取り返すしかない。

評価は「良い」のBが、福森「またも正確FKで演出」、ジュリーニョ「1対1は決めとけば・・・」の2人、「悪い」のDは、進藤「2失点に絡む」、増川「カバー入っていたが・・・」、前寛「目立ったプレーなし」の3人です。
後は「普通」のCで、具「2点目は仕方ない」、石井「仕掛けて先制に起点」、上里「特になし」、宮澤「圧力には反転ミス」、内村「左足で巻いたが」、堀米「GKにぶつける」、上原「戻って助ける」、荒野「終盤はDFへと七変化」、都倉「決定機なし」です。

この試合のシュート数やCK、FKの数を見ても札幌が多く、明らかに優勢に攻めていたと思うのだが、何としても2失点が共にミスからだったことが悔やまれる。
2試合続けてジュリーニョのゴールで先制したにもかかわらず、逆転負けは痛い。

8日間で3試合という過密日程はどのチームの同じ条件ではあるが、北海道のチームであるコンサドーレは、九州と四国への移動距離の長さは、松本や清水のそれとは相当違う。
それだけアウェイゲームは厳しい状況の中で戦っている。
そんな厳しい条件でも勝ち進んでいかなければ、J1に上がっても直ぐに降格してしまう。
今の時期が一番の試練の時である。
この試練を乗り越えた先に、大きな歓喜が待ち受けている。

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |