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2016年10月05日

リスク管理はできている、後は積極的な攻撃を!

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「用意周到なリスク管理」です。

最下位北九州との1戦は、気温30.5度となったアウェイ戦。
敵地での長崎戦も、蒸し暑い中で体力を消耗させられた。
長崎戦よりは体が動いていたが、J3への降格圏から抜け出そうとする北九州の抵抗に遭い、ゴールを割ることができなかった。

立ち上がりは北九州の守備も緩かっただけに、序盤にあった決定機を畳み掛けられなかったのが最後まで響いた。

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この日の注目点は、左WBで先発したジュリーニョ。
引いて守る相手DFラインを崩すためのオプションで、ドリブル突破に秀でたジュリーニョをワイドの位置に置いた。
ワイドに開いての突破はそれほどなかったが、流れの中でボールにさわりクロスバーに直撃のミドルシュートを放つなど、四方田監督の意図する攻撃のアクセントになっていた。

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懸念されている左サイドを押し込まれたこともあって、ボランチの前寛を左サイドに配置転換し、ジュリーニョはお役御免。
四方田監督のリスク管理もあらかじめ想定されたもので、用意周到さを感じた。

水戸戦もがっちり守ってくるので、ジュリーニョの攻撃力と彼の守備を補うリスク管理が必要だろう。

評価ですが、「普通」のCが全員で、具「セーブの後も速い」、菊地「小松にはコース切る対応」、増川「小松とかけっこ」、福森「FK曲がらず」、石井「豊富な上下動」、上原「コーナー守備で体張る」、前寛「しっかりふた」、宮澤「さわれんか、頭」、ジュリーニョ「惜しい、バー」、神田「そこは丁寧に」、ヘイス「ポストプレーは合格だが」、都倉「ヘッド全部勝つ」、内村「しっかりかき回す」、小野「胸トラップ打つ」です。

今回は全員がC評価だったが、これまでは引き分けでもB評価やD評価の選手がいた。
しかし、今回は1人もいなかった。
このことは平川さんが言うとおり、四方田監督のリスク管理の成果なのだろう!

今回は、長い移動後のアウェイで気温30度以上という過酷な条件下では、スコアレスドローによる勝ち点1はOKと考えて良いと思うが、今後のアウェイでは気温30度を超えるような過酷な条件はないと思うので、着実に勝ち点3を積み上げて行くためには、積極的に攻撃して欲しいものだ。

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posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |