2016年09月29日
記録に残らないアシスト
昨日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。 見出しは、「都倉は周囲を使うべき」です。 J2リーグ第33節町田戦3―2で勝利 いい時間帯に得点できた町田戦、相手が前に出てきた時にカウンターで点を取れるチャンスが何度かあった。 後ろに人をかけず、前から来る相手だけに、やられたシーンは問題視していない。 ゴール精度という意味では、J1を見据えると不満が残った。 停滞感の理由の1つは都倉にある。 ロングボールの競り合いで肘を出し、何度もファウルを取られていた。 今の都倉は明らかにマークがきついのに、ボールキープしようとしている。 競られながらも、いい形で受けて抜け出せばビッグチャンスにはなるが、10回に1回しか成功しないような場面で周りは動き出せない。 シンプルに胸で落とすなどして、周囲を使っていくべきだ。 強さもジャンプ力もあるんだから、タイミング良く跳べば、高い確率で勝てる。 今は何とかしないとという責任感から、早く跳びすぎ、相手を邪魔するように見えるから、ファウルを取られる。 町田戦で内村に頭で落として、チャンスを作れそうになったシーンが何度かあった。 落下地点にDFより後から入って競っても、十分勝てる。 シンプルな都倉の方が、相手にとってはもっと怖い存在になれる。 吉原さんの言うとおり、上の写真を見てもジャンプのタイミングが早すぎて、ボールに触れていない。 その上、相手に腕が当たってファールを取られている。 マークがきつくなっているのなら、自分がという気持ちを少し抑えて、周りを上手く使うようなプレーをされるほうが、相手は怖いはずだ。 町田戦でヘイスが決めた先取点は、前線で飛び出した内村だったが、自分がではなくオフサイドポジションであることと、ヘイスが出てくることをしっかり感じて、プレーしていた。 今季9ゴールしか取れてない内村だが、ボールのないところでもチームが得点できるようなプレーを何回かしている。 記録上は、アシストとはならないプレーだが、おとりになるプレーがチームの得点につながっている。 内村には、記録に残らないアシストでチームの勝利に貢献しているが、そんな貢献がもっとゴールにつながってほしいものだ!
posted by consakaz |08:12 | コメント(0) |