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2016年09月14日

適材適所!?

北海道新聞の「終えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「配置転換ピタリ 局面打開」です。

札幌は先制こそしたものの、群馬の勢いに押されて主導権を握れない。
ハードワーク、球際の厳しさで負けないことが主導権を握る上でのポイントであったが、ボランチの宮澤、上里のところでノッキングする場面が多かった。

相手の激しいプレスにボランチがボールを失うことが多く、上里が横パスを引っかけられショートカウンタから失点。
ゲームコントロールできなかったボランチの責任は大きい。

上手く行かない状況でも勝ち点3を取れたのは、四方田監督の采配だと言ってもいいだろう。
ヘイスをトップ下に入れ、トップ下で機能していなかったジュリーニョを左ウイングバックに配置転換した。
左サイドに入ると得意のドリブルで2人のDFを巧みに突破し、石井にピタリとあわせてみせた。

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マセードの故障で急遽、ピッチにたった石井も1発目ヘディングでは決まらなかったが、跳ね返りを泥臭く押し込み今季初ゴール。
ヘイスも3点目に絡み、ベンチワークが光ったゲームであった。

評価「良い」のBは、石井「緊急発進も結果出す」、ヘイス「ファーに打ったのがみそ」、都倉「2点ともいい位置取り」の3人、「悪い」のDが、菊地「不用意すぎる横パス」、上里「判断遅く失点起点」の2人です。
「普通」のCは、具「中距離弾には余裕あり」、増川「カウンターに苦戦」、福森「あれ絞れない?」、宮澤「判断遅くミス多し」、堀米「戦術的交代」、ジュリーニョ「縦に突破して石井へ」、内村「DF嫌がる裏への動き」、小野「しっかり試合を制御」で、マセードは「採点不可」だった。

3-1で勝利した割には、D評価が2人もいる。
残り11試合で首位にいる札幌だが、まだ何も決まったわけではないので、確実にミスを減らしていかないと何時足元をすくわれるか分らない。
特に菊地は、天皇杯2回戦に続いてのD評価、進藤がけがから復帰してポジション奪取に向けて、闘志を燃やしている。
ミスが多ければ、進藤に取って代わられる。
ただ、菊地を取った時には手薄となっていたボランチでの起用も想定しての獲得だったはず、夏場の疲れが出てきているのだろうか?
時期長崎戦位向けてしっかり修正してほしい!

ジュリーニョについても、元々は左サイドでの今日を想定しての獲得だったはずなので、ヘイスが本来の力を出せるようなら、左サイドで先発させた方が群馬戦のように攻め込まれる場面は少なかったのかもしれない。

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苦しい時でも、代わりに出場した選手が、穴を埋める体制ができているのが、今札幌が首位にいる理由のひとつだろう!
また、緊急発進の石井がしっかりマセードの抜けた穴を埋めて、結果をさせたことは良かった。

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四方田監督が、各選手の特性をしっかりはアクして適材適所での起用が、今季出来ているところにも首位にいる理由があると思う。

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posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |