2016年05月25日
内村に甘く、他に厳しい?
水曜日ですので、道新の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「福森のクロス最高」です。 四国への移動は乗り継ぎが必要で、時間が掛かり疲労がたまる。 ジメジメした暑さと、守りを固めて速攻を狙う四国の各チームの戦いに苦しめられ、苦手にしてきた四国の地で、讃岐を相手しても勢いは止まらなかった。 5試合連続完封、すべて1-0の僅差での勝利。 1点あれば逃げ切れるというパターンを持っているのが強いチーム。 前線からの守備、中盤のボランチのフィルター、攻から守への素早い切り替えなどが連続完封の要因だが、危ない場面は何度か訪れる。 最後はゴール前で体を投げ出してシュートコースを消せるかという部分の勝負となる。 その意味では最終ラインは、よく体を張っている。 守備が苦手なヘイスが、自陣のタッチライン際で体を張るシーンがあったが、球際に強く行くという意思統一がされているという感じだ。 得点の方は、福森のクロスが最高だった。 ゲームを通して福森の精度の高いクロスは讃岐の脅威だった。 ボールが下がった時に相手DFラインが押し上げるのだが、その瞬間に2列目からDFラインの裏、あるいは大沢と開いてクロスを狙うという練習を、繰り返していた。 内村の得点は練習通りだが、都倉の折り返しは相当難度が高く、内村の得点に匹敵する。 都倉は最近得点がないが、要所では仕事をしている。 評価は、「良い」のBは、内村「きっちり仕上げの仕事」の1人です。 後は河合の「採点不可」以外全員「普通」のCで、具「かぶった」、進藤「ボール処理ミスあり」、増川「得意のシュートブロック」、福森「アーリークロスの制度は◎」、荒野「責任ある守備」、宮澤「枠捉えたかったねー」、深井「最後まで総力落ちず」、堀米「終盤バテる」、ジュリーニョ「起点とサイドチェンジ」、ヘイス「体張れんじゃん」、都倉「すげー頭折り返し」、小野「流れ見てパス交換」です。 講評の中で、都倉と福森を褒めているのに、評価はCなのは何故だろう? 内村への期待が大きく、上手く働けていない時はかなり厳しいのだが、得点を取ると他の選手への評価が厳しくなっているように思う。 内村を応援している私としては、評価が高いことは嬉しいのだが、これだけ勝ち試合が続いているのだから、他の選手の評価も少し甘めにしても良いような気がする。
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |