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2016年05月16日

暫定でも自動昇格圏内

札幌は、ホームでC大阪と徳島、アウェイで金沢に共に1-0で勝利して首位(暫定)に立ったが、熊本戦が延期になって3日で首位から陥落した。

3位でで臨んだ水戸戦だったが、前半は風下で比較的強い風が吹いていたこともあり、開始早々に攻め込まれる場面が多く、前半は我慢の試合を覚悟した。

しかし、そんな中でも時折良い攻めを見せていた札幌は、前半15分に荒野がドリブルで持ち運び、スルーパスを出した。
抜け出したヘイスがワンタッチで相手GKをかわし、右足でシュートを放つが、ゴールとはならなかった。
このヘイスのシュートは完全に決まったと思ったのだが、枠の外側だった。

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スカパーの解説の方も決めなければいけないシュートと言っていたように、決定的シュートを外してしまった。

その後、荒野と都倉のシュートがあったが、得点にはならず前半はスコアレスで終わった。

前半の終わり頃には、流れは札幌のほうに向いてきていた。
後半には風上に立ったこともあり、前半のままの感じで札幌が攻めたのだが、決定的場面を作ることができなかった。

そこで四方田監督は16分にヘイスに代えて内村を入れた。
また27分には足を攣った深井に代わって、小野を入れた。

小野が入った直後から、試合の流れが明らかに変わった。
そんな中で小野もシュートを放つ場面があったが、ボールはバーの上に外れた。

そして36分に内村が左サイドの堀米にパスを出し、ゴールライン付近から堀米がゴール前にマイナスのクロスを上げると、高いジャンプで飛び込んだ内村が頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。

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このシーン、内村のシュートも良かったが、ゴールマウスの左側ニアで相手DFを引き付けて、内村をフリーにした小野のプレーも見逃してはいけないプレーであった。

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内村のゴールが生まれた時に、札幌の選手は何人もゴール前に詰めていた。
過去の攻撃は、少ない人数しかゴール前に詰めていないことが多かったが、今季は何人もがゴール前に詰めるシーンを多く見る。

水戸に1-0で勝利したことで、これで4試合連続1-0での勝利となった。
これはクラブ創設で初とのこと、また4連勝も2011年以来ということだ。
2011年はJ1昇格を決めた年、まだまだ試合数は残っているので、順位など考える時期ではないが、コツコツ勝ち点を積み重ねていければ、必ずJ1勝核は可能だろう!

一試合少ないながら、13節を終了して暫定とは言え首位は見事である。
試合を消化していないチームが、すべての試合を全部勝利だと仮定した場合でも、札幌の勝ち点26を抜けるのは、5試合消化できていない熊本が全部勝って28になる以外、札幌の現在の勝ち点を上回るチームはない。
現時点で、自動昇格圏内の2位以内を確保しているということだ!

2位以下のチームは、町田・山口・C大阪・岡山・松本・京都・岐阜と続いている。
昨年J3から上がってきたチームが、今季は勢いがあるのがちょっと怖い!


posted by consa.kazu |11:12 | コメント(0) |