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2016年05月02日

内村の復調は大きな力

昨日のスポーツ報知の北海道版札幌コラムに【宏太’Sチェック】が載っています。

見出しは、「内村、たくみな抜けだし」です。

第10節徳島戦は、1―0で札幌が勝利した。
異次元のプレーと言ってもいい、内村のゴールだった。
ジュリーニョが裏へ出したボールに反応して打ったシュートは、やみくもに走って蹴ったわけではない。
最初はダッシュしているが、ボールが近づくにつれ、少しスピードを落としている。
ピッチ状況やボールの質を瞬時に判断し、そこに歩数を合わせられる能力があるから、ダイレクトで打つことができた。
裏へ走ることしか考えられないような選手なら、タイミングが合わず、もうワンタッチが必要になるし、相手も2人いた状況だけに、打つにしても切り返すにしても対応される。
様々な経験を積んできた内村は、角度のないあの位置から打つにはワンチャンスしかないと、直接蹴ることを選択した。
相手もまさか打ってこないだろうという想定外のプレーだったから、シュートへ備えができず、得点となった。
開幕当初は速さはあっても、切り替えの動作など今ひとつだった内村だが、確実にいい頃の状態に戻っている。
培ってきたものにコンディションが加われば、相手にとっては脅威なことこの上ない。
たくみな一発は、非常に価値あるものだった。

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この試合、開始前のコイントスで徳島が勝ったことで、サイドがいつもと違った。
サポーターとしては、後半にゴール裏のサポーターの方に攻めて来る方が、試合終了間際での劇的なゴールでは盛り上がる。

しかし、今シーズンの札幌の得点は、前半に点を取る試合が大部分なので、徳島戦でのサイドチェンジは結果として、前半に目の前で内村のゴールシーンを見られることとなった。
徳島のように守備を固めるチーム相手では、先制点を先に取ることは重要になる。

結果徳島戦は、前半20分に内村のゴールが生まれたことで、この日はこの1点を守りきる展開となった。
この展開は、サイドがいつもと違うことで、札幌の守備をゴール裏のサポーターと一緒に守る展開となった。

札幌の先制ゴールは、私が旗を振って応援している位置から、内村が相手DFの裏に抜け出し瞬間に、シュートを打ってくるというタイミングが見えた。
内村にとって一番得意な位置でのシュートだと思った瞬間に左足を振り抜くと、GKの手をかすめてゴールネットを揺らした。

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このゴールは、内村の復調を確信させるゴールだった!
このゴールは札幌での内村の50本目のゴールで、日本人としては初だった。

このゴールは内村自身も自信につながるゴールだったと思うが、チームとしても大きなゴールだった。

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内村の復調は、札幌が今季J1に昇格するための大きな力になるだろう!


posted by consa.kazu |10:12 | コメント(0) |