2016年04月14日
前線でのチェイシング
昨日のスポーツ報知のコラム【宏太’Sチェック】です。 見出しは、「菅に感じた香川級の衝撃」です。 岡山戦で初先発した菅の存在は、今の札幌の他の若い選手が、こうあるべきだと体現するものだった。 体の切れだけじゃなく、トップ下の位置からボランチの辺りまで下がり、何度もボールをさばいていた。 あそこで仮にミスをすると失点につながってしまうが、それでもそこで前を向き、攻撃につなげていた。 メンタル的な強さは見習うべきものだ。 個人的には香川真司が出てきた時と同じくらいの衝撃を感じている。 欲を言えばチャンスと思った時はスペースにどんどん走り、ボールをもらうこと。 今は止まった状態で受け、そこからターンのうまさで勝負していることが多いが、トップスピードの中でボールを止めて、そこから更にパワーを使っていけば、もっとゴールに近付く。 クラブの最年少得点記録(18歳79日)は抜いて欲しいし、菅なら120%やるだろう。 全体的にはDF陣を中心に体を張り、よくしのいだと思うが、ボールを持ってる選手をフリーにさせ過ぎる。 J1の質の高いチームならボコボコに入れられた。 高いレベルを目指すなら、守備でもアクションを起こしていかないといけない。 菅のプレーの質の高さを、元選手の方々が高く評価している。 こうして見ると、将来有望な選手が出てきたのだなあーと思う。 岡山戦では、インフルエンザで町田戦を欠場した都倉を先発で使ったが、平川さんが評価したように「重く精彩なし」という「悪い」のD評価だった。 そのため、都倉いつもの前線からのチェイシングが少なく、岡山の選手にボールを持たれることが多かった。 菅は、トップ下の位置からボランチの位置辺りまで下がって、ボールをさばいていたようだが、その反面(あくまで素人的に見てだが)前線で相手がボールを保持している時に、チェイシングにいけていれば、もっと楽な試合展開になっていたと思う。 攻撃では、得意の左のキックだけでなく、右足でもキックできるのだから、今後益々力をつけて将来のエースに育って欲しいものだ! まずは、先輩選手の良いところをどんどん吸収して欲しいものだ!
posted by consakaz |08:12 | コメント(0) |