2015年10月07日
これからもあのようなプレーを!
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「小野見事 優しいゴール」です。 敵地で、プレーオフ進出が首の皮一枚でつながった。 押し込まれても最後のゴール前のところは、やられないという大人?戦いができた。 守備に奔走させられた石井と都倉などは、相当に疲弊し、肉体的きつかったと思う。 ゴール前での鋭さを欠いた。 それでも、前へ前へ出て行く気持ちは感じられたのだが。 けがから復帰後初先発でボランチ出場の深井、ボールを引っかけて前へ出る勢いはあったが、その後のつなぎがらしくなかった。 ファイトしながらも、憎いほど冷静にゴールネットを揺らしてみせたのが小野。 左のインサイドキックで軽くカーブをかけて、GKの手の届かないところに優しいボールを「置いた」。 ナザリトからボールを受ける前に、シュートまでのすべての状況判断、イメージは完璧に終わっていた。 左足でシュートを打ちやすいポイントにワンタッチでボールを止め、パスを受ける前に、GKとDFの位置はすでに確認済みだからこそ、リラックスして優しいボールを置きにいけるのだ。 小野の技術が凝縮されたシーンだった。 小野に代わって出てきた荒野もこの日は光っていた。 相手ボールを奪ったり突破したりして上里の得点を演出したりと、才能をアピールした。 評価は、「良い」のBが、河合「体張りまくり」、上里「きっちり流し込む」、小野「ゴールに優しいパス」、荒野「決定的ラストパス」と4人。 「普通」のCは、具「キャッチして」、パウロン「ボール処理ミスが残念」、櫛引「ボール処理ははっきり」、石井「けいれんも最後まで闘う」、宮澤「黒子に徹する」、深井「奪った後のつなぎが雑」、前貴「かぶってるよ」、都倉「守備に奔走」、ナザリト「献身」、上原「決めとけ」です。 小野のゴールは、誰が見ても素晴らしいシュートです。 また、この日の荒野はこれまで皆が望んでいたプレーを、してくれたと思います。 この日、出場停止だった内村は試合終了後に、サポートシップパートナーのパーティーの席で「出ていたかったなー」と言っていたが、私もパーティーで内村に会えたのは良かったが、それ以上に試合に出ている姿を見たかった。 この気持ちは、平川さんも同じなのではないだろうか? それとパーティーの時のトークショーの中で、荒野について「ゴール前までは素晴らしいのだが、最後が雑」と言われていたが、この日は素晴らしいプレーだったと思う。 他の選手も、2点目を演出した荒野のように、突破するプレーが出来れば、もっと楽な試合が続いたと思う。 次の試合も平川さんの評価が、「良い」のBをつけてもらえる選手がたくさん出て欲しい。 そうなれば、勝ち点3は間違いない!
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |