2015年09月29日
決定力不足解消が課題
群馬戦は、相手3本に対して19本のシュートを打ったが、スコアレスドローに終わった札幌。 ここまで34試合戦って、札幌は9勝15分10敗で13位と、プレーオフ進出は非常に厳しい状況である。 34試合の成績を分析してみると、札幌の得点は33点で1試合平均1点に満たない。 この成績は、上から数えて11番目で3チームが並んでいる。 失点数32点と、こちらも1試合平均1点に満たなく、得点より1点少なく得失点差1である。 失点は、少ない方から数えて5位に31点で3チーム並んでいるので、8位につけている。 得点数の順位と失点数の順位からすると、悪くても10位くらいにいても良いはずであるが、13位なのは引き分けの多さだと思う。 その一番の理由は、決定力の無さに他ならない。 1試合で、ある程度シュートを打てたと思える数が10本だとすると、札幌は20試合で10本以上のシュートを放っている。 しかし、そのシュート数が結果に反映されているかと言うと、そうではない。 10本以上打って勝った試合が6試合、負けた試合が6試合、引き分けが8試合になる。 勝率と敗率がそれぞれ3割、引き分け率は4割となる。 15本以上打った試合は、7試合で1勝3敗3分と、シュートを相当数打った試合での勝率は僅か1割である。 こうして見ると、シュートをより多く打って攻めていても点数が取れないのは、相手に攻めさせられていて術中にはまっているということかもしれない。 シュートを多く打って沢山点が取れればいいが、それが空砲では全く意味が無い。 サポーターが見たいの、より多くのシュートシーンではなく、より多くのゴールシーンなのだ。 決定率を、100%とは言わないが最低2割は欲しいと思う。 そうすれば、5本のシュートで1点取れる計算だ。 仮に1割だったとしても、10本打てば1点入るのだから、最低でも勝ち点で10は違ってくると思う。 それくらいではまだまだ足りない部分もあるが、プレーオフ圏内に入れるチャンスは、今よりはかなりあったはずである。 残り試合、シュートを打つことは勿論大切だが、決める力はもっと大切である。 決定力アップが、今一番の課題である。 守備は、十分合格点を挙げていいと思うが、ここぞという試合で踏ん張りが足りないのも事実で、そこは改善の余地がある。 残り試合、8試合全力で戦ってシーズン終わりには「よくやった」言えるシーズンにして欲しい!
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |