2015年09月02日
天皇杯1回戦の評価
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「格下相手にも隙なし」です。 先月29日に行われた天皇杯1回戦札幌大学の評価から先に書きます。 今回の評価は全員が「普通」のCで、杉山「かき出せないかなー」、パウロン「前入られてるよ」、永坂「失点は位置取りミス」、進藤「失点場面は絞れない?」、上原「再三裏取って得点」、ニウド「どうしてPK蹴った?」、深井「もうケガしないで」、前寛「楽になった先制点」、古田「前半は平塚に苦戦」、小野「ほとんど1、2タッチ」、神田「良かったんじゃない」、中原「2点に絡むラストパス」、前田「小野に気遣う場面も」、ナザリト「スペース出て粘る」です。 格下チーム相手でも、トーナメントだと何が起こるかわからない。 札幌は控え組み中心のメンバーだったが、きちっとしたゲームを展開し、隙を見せることはなかった(終盤の失点以外は・・・)。 5日の2回戦は横浜FCと戦うが、12日のリーグ戦と2週続けて同じ相手と対戦する。 メンバーをどうするのか。 格下との戦いで注意するべきポイントは軽い、甘いプレーをせず少ないボールタッチでハードワークを意識すること。 印象的だったのは小野、ほとんど2タッチ以内で的確にボールをさばくプレーだった。 意識的に身をもって甘いプレーを排除することを示した。 もうひとつポイントは、早い時間に先制点を奪うこと。 神田、中原、前寛とダイレクトでつながった先制点は見事だった。 試合後のヒーローインタビューで強心臓ぶりを見せた進藤。 CBながら、5点目を決める勝負強さも発揮。 失点場面では細かいミスが見られたが、気持ちを切り替えられる進藤のすごさ。 5-1と快勝したが、格下相手ということで評価は、すべて「普通」のC評価になったようだ。 先制点の場面と小野のプレー、そして進藤のプレーに見るべきプレーがあったということのようだ。 次の2回戦横浜FC戦は、リーグ戦の順位は少し札幌より下だが同じJ2相手なので、1回戦のメンバーとは、3人ぐらい代えて試合に臨むのが良いように思う。 ただ、小野はベンチに入れて欲しい!
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |