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2014年12月25日

技術を持っている若手

今日の道新に月1回のコンサ!コンサ!コンサ!で2つのコラムがが載っています。

1つは、「赤と黒の闘士たち」スポーツライター・斉藤宏則 が迫るです。

大見出しは「決定打へ 飛躍の兆し」です。

今回は「プレーの幅を広げつつあるテクニシャン」MF32中原彰吾20歳です。
秋にレギュラーを獲得し、最終節まで14試合連続で出場、昨季から飛躍した理由に迫った。
2-2で引き分けた第41節福岡戦、試合後大粒の涙を流しているのが印象的だった。

小見出し「MFの主軸」
開幕当初はベンチ入りすらままならなかったが、シーズンのクライマックスとなる場面で自らの責任を口にするまでに立場を変えた。
昨季リーグ戦出場は3試合が、今季16試合に増やした、秋からは攻撃的MFの主軸として先発出場するようになっての数字で、今季最も台頭した若手の一人だろう。

基本技術が飛び抜けて高い選手、「止めて蹴る」という動作は、アカデミー所属時、トップ昇格を果たした今でもチーム屈指のレベルにある。
「止めて蹴る」の技術が高いからといって、そのまま結果につながるわけでないのがサッカーの面白くもあり、難しいところだが、中原の技術力は注目に値する。

小見出し「強い心構え」
「昨年は試合のプレーが良くなかったり、紅白戦のメンバーに入れなかったりすると、そこで気持ちを落としていたところがあったが、今年は意識的に、どんな状況でも最高の準備をする。それを続ければ必ずチャンスが来ると信じて日々を過ごすようにした」
高い意識を持ち続けることが結実、29節熊本戦でスタメンに抜擢されると、そこから主力の座をつかみ取った。
惜しむらくは無得点に終わってしまった部分、決定的なチャンスを得ながらシュートを外している。
最終節磐田戦でも、相手GKとの1対1の場面でシュートを防がれているが、それは相手ディフェンスライン背後のスペースへ巧みに飛び出してパスを受け、ビックチャンスを作り出した。
足元でパスを受けてからプレーを開始するタイプの中原がプレーの幅を広げた瞬間だった。
得点こそ奪えなかったものの、今後に大きな期待を抱かせるワンプレーだった。

小見出し「泥臭く戦う」
得点以外でも、来季に向けて明確な課題として掲げている部分が、「ハードワーク」だ。
「ボールを持った場面でこそ力を発揮するが、体を張ったりというプレーが少なく、”軽い”選手というイメージを持たれていると思う。ボールのないところでも走り回り、球際でも泥臭く戦える選手になりたい」
戦えるテクニシャン、2015年版の中原選手の姿を見るのが、今から楽しみでならない。


もうひとつは、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。
見出しは「サッカー小僧を目指せ」です。

シーズンが終わって1ヶ月、選手の考えを聞く機会が多かった。
目標だったJ1昇格を逃したこともあり、「何も果たせなかったシーズン」、「何かを変えなきゃいけない」、「オフ期間中もパワーアップしないといけない」とのことばを聞けたのも安心材料の一つだ。
「自分のここがダメだから、ここを鍛えなければいけない」と具体的に話せるようになればもとっと良かったかな。
プロとして、ピンポイントで「ここを伸ばしたい」「ここの部分は誰にも負けない」と明確に分かっていないといけない。

小野選手と話しが印象的で「コンサドーレの若手は本当に良い技術を持っている」と言っていた。
「札幌の選手はテクニックはある」と言っていたけど、試合に勝てないから信憑性が薄かった。
小野選手が言ってくれることで選手の自信になると思う。

技術とは、ボールを蹴る、止めるの基本的なこと。
技術ある選手を一貫して獲得し、ユースでも基礎を徹底しているのだろう。
技術がしっかりしているチームは必ず強くなる。
あれだけ技術があるのに、誰よりも熱く戦う小野選手が加入したことで、札幌の選手も「上手いだけ出ではダメなんだ」と思ってくれているはずだ。
「いつでもボールを蹴り太」というサッカー小僧になってほしい。

来季に向け、稲本の入団が決まった。
攻撃力があるのでボランチで見たい。
ナザリトの獲得も大きい。
昔札幌にいたダビみたいになる可能性があり、都倉と2トップが組めたら、相手チームは嫌だと思う。
来季のいい夢を見ながら年を越せそうです。

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |