2013年12月25日
菊岡獲得と平川弘の通信簿
昨日、栃木SCから菊岡拓朗選手を獲得したと発表された。 菊岡選手は、トップ下とサイドハーフにボランチもできる万能型で、FKの制度も高いようです。 札幌は、ゴール前を固めるチームを崩せず敗れた試合があり、相手のブロックを崩すプレーを期待しての獲得のようである。 今季最終戦で、スコアレスドローにされて、プレーオフにいけなかった試合などが、菊岡の獲得に動いた要因ということなのだろう。 直接FKでゴールを狙える選手は、今季は一度砂川が決めたくらいだったと思うので、菊岡のような選手は是非欲しい選手だった。 後は、レコンビンと小野伸二の獲得の報せが、早く来ることを期待したい! 道新には、「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿、今年最後(多分)は財前恵一監督の成績です。 財前監督の采配評価は、良いのBでした。 今季プレーオフには進めなかったが、最後まで楽しませてくれた。 就任1年目でチームを大きく成長させた、その手腕は評価されるべきだろう。 DFラインの中心選手として期待されたパウロンが休みがちで、開幕戦SBだったチョソンジンをCB、FW上原をSBにコンバートしてし、窮地を乗り切った。 特筆すべきは、チャンスを誰にも公平に与えたこと。 選手間の競争心をあおり、戦力のレベルアップを図った。 誰が出ても活躍できる、財前監督の方針は札幌に合っていたと思う。 ルーキーでも練習でアピールして結果を残した者にチャンスを与える。 逆に前の試合90分間プレーした選手でも、トレーニングで手を抜けばベンチメンバーから外した。 ベテラン、主力でも「特別扱いしない」という明確なメッセージだった。 若手にとっては願ってもない話でも、実績のある選手には面白くない話で、一歩間違うと監督批判が起き、チームが空中分解する可能性せえもあった。 群馬戦ではメンバーをいじりすぎて自滅したが、それ以外はうまくやりくりし、選手を同じ方向に向けさせた。 1年目の監督としては十分、合格点だ。 こうして、1年間を通してみてみると、財前監督の采配でGK杉山の起用はどうかと思ったが、他の控えのGKに杉山を越えるだけの力がなかったということなのだろう。 来季は、長崎から金山を獲得したことや、ホスンの復帰も期待できるので、GKで不安に思うことは今年のようなことは無くなると思う。 また、謙伍の移籍と菊岡の獲得で攻撃陣も厚みを増したので、来季のJ1昇格に期待がもてそうである。
posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |