2013年07月10日
高かった三上の評価
福岡戦は、トップ下に入った荒野の2ゴールを含む3ゴールで、札幌が勝利した。 この日、内村と上里がベンチからはずれ、急遽トップで起用予定の宮澤をボランチに、代わりには三上を入れ、トップ下に荒野を入れた。 荒野の位置には岡本を入れ、2人の穴を埋めた。 平川さんの評価では、三上の活躍があったからこそ、岡本や荒野のゴールが生まれたと評している。 もともと三上は、器用でドリブルもパスもでき、ボールの納まりということでは純貴の10倍ボールをキープできるのだが、その器用さが災いして、FWとして強引さに欠けるのが課題だった。 しかし、福岡戦は相手のセンターバックに当たり負けしないフィジカルと、前に向かう力強さを披露した。 ユース時代の後輩の荒野がトップ下でプレーしたことで、距離感も良かった。 ドリブルやDFラインの背後への飛び出しなどのアイデアが、瞬時の判断して実践していた! 三上がこれほどやれるとは思っていなかっただろう、嬉しい誤算である。 福岡戦と同じパフォーマンスを持続できれば、荒野との連携は大きな武器になる。 内村がトップ下に戻ってきたら、荒野はサイドに追いやられるのが今の力関係。 荒野をトップ下に置き、内村との共存が出来ればそれが一番いいのだが、財前監督はシステムをいじることが出来るだろうか? と書いている。 平川さんの評価は、三上と荒野のコンビの良さが持続すれば、今後の武器になる。 しかし力関係では、内村の方がトップ下では上手なのだが、荒野と内村の共存という選択肢を財前監督が今後どう考えていくかである。 この課題、結構難問のような気がするが、解決策はポジションをいじるのではなく、試合中にポジションチェンジを繰り返し行なうことが、解決策のような気がする。 内村と荒野が、状況に応じてポジションを交換することで、相手のマークも甘くなり、相手のDFの裏に抜け出せる機会が増えると思う! 強いチームは、普通にやっていることだと思う!
posted by consa.kazu |08:22 | コメント(0) |