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2018年10月22日

ちょっとした隙

今日のスポーツ報知【宏太’Sチェック】です。

見出しは、「ゴール急ぎすぎ 自信持って」です。

J1リーグ第30節 湘南戦2―2(20日、ShonanBMWスタジアム平塚)
普通ならなかなか入らない湘南のファインゴールが2本入ってしまったが、サッカーというのはそういうもの。
展開次第では負けに転がってもおかしくなかっただけに、2度追い付いて、勝ち点1を上積みできたのは大きい。
勝てなかった要因として、攻撃面ではどこかゴールに急いでいる印象があった。
ジェイと都倉に合わせるのは分かるが、相手もそこには当然対処してくる。
彼らをフェイクに使うような攻めができれば、もっと崩すことも増え、優位に立てる形を作れたはず。
順位も力も札幌の方が上なのだから自信を持って戦うべきだった。
守備では、2失点目の短いつなぎを入れたFKで失点した場面があった。
ちょっとした隙を見せたらやられると分かったはず。
改めて、全員で90分集中するという原点に返ること。
そうやって勝ち点3を奪ってきたということを、改めて自覚する必要がある。
残り5試合で3位との勝ち点差は1と、ACLのチャンスは十分にある。
名古屋は嫌な相手ではあるが、しっかり勝ち、まずは残留を決めて欲しい。

アウェイとはいえ、前半は積極的に攻めていて、ポゼッションも札幌が多かった。
前半何回もあったチャンスで、中々ゴールを決め切れなかった。
しかし相手は1本のシュートが得点につながった。
一方札幌はチャンスが多くあってシュートも何本も打ったのだが、1点も入らないかった。

これはクロスの精度の問題が大きいと思う。
結果、22本打って入ったのは僅か2本、湘南は8本で2点である。
シュートを打てたときの、決定率は明らかに湘南のほうが上だった。

下位のチーム相手だと、ボールポゼッション率は上がってくるが、その中でシュートの決定率を上げられれば、それだけゴール数が増える。
兎に角決定率を上げて勝ち点3をしっかりゲットする必要がある。
それが出来れば、ACLに確実に近づける。

湘南は、札幌のゴール前の高さに対して、セットプレーでは工夫をしてきた。
2点目は、特にその工夫にしてやられた結果である。
そういうところで、相手に隙を見せないのが優勝できるチームである。

次の対戦相手の名古屋は、中断期間に補強して後半調子を上げてきている。
前回対戦では3-0で勝利したが、今回は決して侮れないチームである。
しかし、下位のチームであることに変わりがないのだから、しっかり勝って3位以内に進んで欲しい!

札幌の得点は前半は9点なのに対して、後半は31点となっている。
また、札幌は後半アディショナルタイムに5点取っている。
都倉はここまで12得点を挙げているが、すべて後半に出ている。
そのうち4本が、アディショナルタイムの得点である。
それだけ都倉が勝負強いと言うことなのだと思う。

一方失点は43点あり、前半が20点、後半が23点と拮抗している。
札幌は先行してそのまま勝利した試合が7試合、相手に先制されて逆転勝ちした試合が5試合、逆転負けは2試合、先制されてそのまま負けた試合が6試合だった。
引き分けた試合では、スコアレスが4試合、先制して追いつかれた試合が1試合、先制されて追いついた試合が4試合だった。

先制して勝ち点をつかんだ試合が8試合、先制されても勝ち点を取れたのが9試合、スコアレスが4試合、計21試合で勝ち点を得ることが出来、8試合が負けたことになる。
先行された15試合の内2/3が逆転したり追いついたり出来てはいるが、先行した10試合の内、7試合で勝利していることを考えると、先に失点しないことが重要である。

湘南戦の試合ように、ちょっとした隙で失点しないことが、勝ち点3につながるはずだ。
先に失点すると、逆転するには2点が必要になる。

posted by consa.kazu |15:12 | コメント(0) |

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