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2018年08月21日

監督冥利に尽きる試合

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「後半効対策 効果絶大」です。

W杯中断明け、1勝3分2敗と波に乗り切れず、前節まで勝ち点32で6位。
FC東京に敗れるとかなり順位が下がる可能性があり、見事な逆転勝利に胸をなでおろしたのではないだろうか?

2点を追う後半から少し守備のフォーメーションをいじったペトロビッチ監督。
さらに、駒井をボランチに移し、白井を右サイドに入れた。

この交代の効果は絶大だった。
相手センターバックとボランチにプレッシャーがかかり、こぼれ球を拾えるようになった。

攻撃参加が可能となった福森が入れたクロスを、都倉が体を倒しながら頭で泥臭く押し込み、後半8分に反撃の1点目。
同点ゴールも都倉のパスを相手がクリアしきれず、ボールが白井のところにこぼれてきた。
思い切りよくシュート、待望のJ1初得点となった。

圧巻だったのはチャナティップの決勝ゴール、ペナルティーエリア手前から放ったミドルシュートはポストに当たりながらゴールネットを揺らした。
タイミングを逃さず放ったシュートに積極性、好調さが表れていた。

評価は「良い」のBが、白井「やっと結果出す」、都倉「2点目も起点パス」、チャナティップ「打つべき時に打った」の3人。
「悪い」のDが、金「再びCKのマーク離す」、福森「自陣で致命的ミス」、荒野「くせ者ぶり発揮できず」の3人、「普通」のCは、具「いいキックのパスあり」、進藤「危険なミスパス」、駒井「ボランチで活性化」、深井「よく我慢」、菅「裏取られる」、早坂「裏走る」、ジェイ「ターンだよ」で、稲本「採点不可」でした。

FC東京戦は、監督が打った策がずばり当たった試合だった。
特に、前半先発でボランチに入りながら何も出来なかった荒野に代えて、右サイドに入れた白井が活躍。
ボランチにポジションを移した駒井が、ボランチとしてチームの攻撃を活性化した。

監督がいかに策を講じたとしても、プレーするのは選手で何時も上手く行くとは限らない。
FC東京戦のように大逆転できると、采配を振るった監督としても、満足な試合だっただろう。
あまりあって欲しくはないが、こういう勝ち方は監督冥利に尽きるのではないだろうか?

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posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |

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