2017年07月15日
残留のための後半戦の課題
北海道新聞に、昨日と今日で「残留への課題」コンサ勝負の後半戦上下が載っています。 見出しは、昨日が「『都倉頼み』脱却なるか」です。 今日は、「甘い守備立て直し急務」です。 チームトップの5得点、激しいマークに遭い8試合得点から遠ざかっている都倉だが、存在感の大きさは変わらない。 体格を生かした空中戦の強さと走力で、札幌の攻撃の起点となる。 累積警告で出場停止となった大宮戦は、都倉の不在の影響が表れた。 前線に都倉に代わるボールの「預けどころ」がなく、大宮に押し込まれる展開が続いた。 攻撃の引き出しを増やし、「都倉頼み」から脱却できるかが後半戦の課題となる。 リーグ中断までの18試合で16得点にとどまった攻撃陣のてこ入れにFWジェイを獲得。 福森は「これまで以上にくさびのパスが入れられる回数が増えると思う。前線でキープしてくれれば、攻撃に厚みが出ると思う」と期待する。 MFチャナティップも練習試合などで確かな技術を疲労しており、攻撃のオプションは増えそうだ。 堅守速攻を武器にJ2優勝を果たしたが、J1では相手の決定力の高さに苦しんでいる。 四方田監督は「明らかに破綻しているところはないが、失点を減らさなければいけないのは間違いない」。 3バックの弱点は、左右のCBの横のスペースがあく。 そのため、守備時にはWBが最終ラインに入って対応するケースが一般で、札幌も同様の形を取る。 だが、後方に人数はそろうものの、失点は減らない。 選手たちがそろって口にするのはボールに対する「寄せの甘さ」だ。 左CBの福森は「J2ではシュートを外してくれる場面もJ1では決められてしまうということを、前半戦でチーム全体として痛感した。最後まで寄せないといけない」と話す。 他クラブの札幌対策が進む現状も見逃せない。 札幌は3ボランチが基本で、そこを他クラブが狙うのは、攻撃のスペースをつくるために札幌の中盤の「3」を動かすこと。 鹿島や柏は足元の技術の高いDFラインやボランチを経由頻繁にサイドを変えることで、札幌の中盤を左右に揺さぶった。 兵藤は修正点について「3ボランチが横に引っ張られるなら、WBを早めに押し出したい。相手はWBの裏を狙ってくると思うが、(WB)の『縦ずれ』と(中盤やDFの)『横ずれ』のバランスと、DFラインを下げすぎないことが大事」と口にする。 これから苦手とされる夏場のゲームが続く。 主将宮澤は「チームとしてもっと効率的にやっていかないといけない」と語る。 FWジェイの加入で布陣変更の可能性もあるが、中断期間中に守備を再整備し、J1残留につなげたい。 前半戦を終了して、残留圏内の15位に入れたことは評価してよいと思う。 だが、勝利した4試合の内完封できたのは2試合だけで、その他の全ての試合で失点している。 昨年と比べてプレーの中では大きな違いはなく、むしろ昨年よりれているように見えるが、決定力の高さがJ2とは大きく違ってきているのが分る。 その上、リーグ開始当初は比較的上手く行っていたが、リーグ戦が進むにつれて他チームの研究が進み、自分達のプレーをさせてもらえない。 後半戦は、これまで以上に守備の寄せを強くしていく必要がある。 そして攻撃では、都倉以外で如何に相手の守備を崩していくか? そして、大宮戦で見せた福森のFKを、上手く絡めて勝ち点3を積み上げていかなければいけない! ただ、あのキックについてまた研究してくると思うので、その他の選手のFKの質を高めることも、重要になってくると思う。
posted by consa.kazu |07:12 | コメント(0) |
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