2016年10月26日
決め切れなかった再三のチャンス
北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。 見出しは、「福森のFK お見事」です。 ホームでの無藪記録は23で途切れ、記録更新はならなかった。 今季札幌が同じ相手に2敗したのは東京Vだけだ。 札幌の動きは悪くなく、サッカーの内容では東京Vを完全に上回っていた。 前半の都倉のポスト直撃弾がネットを揺らしていたなら、札幌のワンサイドになったかもしれない。 反省しなければいけないのは、失点が2点ともミスからだったこと。 1点目はDFラインがオフサイドが取れず、1本のパスで突破され失点した。 2点目は前寛が凡プレーで奪われ、そのままショートカウンター、おまけにクロスボールに菊地が目測を誤ってヘディングを空振りし、ボールを後逸してしまった。 ミスが失点直結するのは、J1では茶飯事で、相手のクオリティーが高いのだ。 けがから復帰したマセードは、アーリークロスを連発し、コンディションの良さを感じさせた。 見事なフリーキックを決めた福森は、マセードにキックを譲るのかと思っていたが、何のその。 結構な距離があったが、自身があるのだろう、J1で早く見てみたい。 評価は「良い」のBが、福森「結構な距離があった」、マセード「好アーリークロス連発」の2人です。 「悪い」のDは、菊地「かぶったか」、前寛「凡ミスが失点に直結」の2人です。 あとは「普通」のCで、具「1点目は右脇の下」、増川「元FWは最前線へ」、神田「戻ってDF」、宮澤「ミスなく中盤制圧」、堀米「いい仕掛けあり」、中原「結果残せず」、上原「高さ生かせず」、都倉「ポスト直撃と再三ヘッド」、内村「惜しいボレー」で、長さかは「戦術的交代」で採点不可だった。 シュートの本数を見ても、札幌が東京Vを攻撃では圧倒していたが、流れの中で出来たチャンスを決められなかったことで、犯した2つのミスが失点に直結した。 東京Vのチャンスは、この2つだけだっただけに、再三あった札幌のチャンスを決め切れなかった札幌が負けたの必然だった。 福森が決めたFKからの1点は、本当に見事だった。 また、マセードのアーリークロスも見事だったので、その内の1本を決められていれば、結果は明らかに違っていた。 特に都倉は、ヘディングで相手に競り勝っていただけに、1本決めて欲しかった。 6試合ゴールを決められないでいるうちに、チョンテセに4本差をつけられた。
posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |
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