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2016年06月28日

これからの夏場には貴重な戦力

今日のスポーツ報知に【宏太’Sチェック】が載っています。

見出しは、「表のMVPがクなら陰は石井」です。

26日に行われた群馬戦は1―0で札幌が勝利した。
宮沢とマセードを負傷で欠き、多少苦労した面はあったが、普段通りの戦いができたことは、評価できる。
前兄弟は、特に守備の面では高いレベルを出してくれた。
攻撃面での課題はあったが、まずまずの仕事をしてくれた。
全体的には、正直、素晴らしい内容と言うまでではなかったが、その中でも勝ちを拾えたのは、GKクの存在が大きく、1対1の場面もしっかり止めるなど神懸かった働きを見せてくれ、終始安定している。
成長を感じ、安心して見ていられる選手になってきた。
もう1人、石井の奮闘が光った。
群馬には個人能力にたけた選手がいたが、石井の献身的な守備で、相手は思い通りの攻撃ができなかった。
表のMVPがクなら、陰のMVPは石井。
6月を終えて首位を守っているが、札幌の課題は夏場で、ここからが真価を問われる戦いになる。
むやみにボールを取りに行ったりせずに、これまで通り、しっかりボールを回して相手を走らせることが必要だし、今年はその戦いができている。
上位との対戦が続く7月に勝ち点を積み重ねられれば、J1昇格は現実的になってくる。

群馬戦は主力の2人を欠いての戦いで、宮澤とマセードは攻撃の起点として働いていたので、厳しい戦いになるのではないかと思っていた。
案の定、試合開始直後は相手に主導権を握られていて、自分達のプレーが出来ていなかった。

この日の先発メンバーは、新聞報道などで分っていたので驚きはなかったのだが、マセードに代わった入った前貴と石井のポジションが交換されていたのは驚いた。
そこには四方田監督の、群馬の攻撃陣をしっかり抑えてもらいたいという意図があったのだろう!

前節の北九州戦では、左SHでシュートを3本も打っていたが、群馬戦では1本も打てていなかった。
そこには、攻撃よりも守備に趣を置いたプレーを要求されていたのだと思う。
ただ、もう一度石井のプレーを思い起こせば、攻撃のアクセントとなるプレーをしていたことを思い出した。

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右サイドから左に横パスを出したのだが、そのパスに関与できる位置にいた内村は、相手DFを引き付け走りこんできた都倉がフリーでシュートを打った。
シュートは枠をとらえなかったが、相手の守備を崩すには有効なプレーだった。

J300試合達成は見事で、一度は戦力外通告を受け愛媛に出されたのだが、呼び戻されただけのことはある。
献身的な守備で、チームに貢献できる石井の存在は、夏場のハードな時には大いに役立ってくれることだと思う!


posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

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