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2016年05月24日

チームの意思統一と余裕

昨日のスポーツ報知のコラムに、【宏太’Sチェック】が載っています。

見出しは、「統一された守備意識」です。

5試合連続完封勝利となると、力は本物と見ていい。
シーズン序盤は守備の際は守備一辺倒になっていたが、今は攻撃に移った時を考えた守備ができている。
いい距離感を保ち、全員が他の選手の位置を把握して、あうんの呼吸でボールがつながっている。
後半は攻められたが、ビッグチャンスも作らせていない、素晴らしい内容と言える。

福森の左足から都倉と内村のヘッドと、全て1タッチで生まれた得点は、相手からすればどう対処することもできない。
すごいゴールだったが、その前の堀米のプレーも高く評価していい。
ジュリーニョからのサイドチェンジを左サイドで受けた位置は、クロスを上げることも可能な場所だったが、無理に上げるのではなく、後ろの福森にパスを出した。
無駄なクロスが減ったことに成長を感じたし、欠かせない存在になっている。

5戦連続で得点は「1」だが、1―0の状況では無理に攻めたりしないもの。
仮に追い付かれても、今の札幌なら攻撃的になり、得点を奪えるはず。
チームとして守るという意識が統一されている結果だ。
0―0なら問題だが、点が取れないチームじゃないんだから、不安視する要素ではない。

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吉原宏太さんのこのコラム、前節の水戸戦の時にはなかったが、その前の金沢戦後のコラムでは、「首位キープへ課題は後半」ということでした。
金沢戦後の時にはまだ3試合連続1-0でのだったので、この時点ではその先の5連勝まで行けるかは、確信がなかったのだろう。
しかし、5試合連続となると力はあると判断し、それまで課題としていた先制後の後半の戦い方について、前回とは少し違う書き方になった。
確実に1-0で勝ち続けることで、1点しか取っていないことは、必ずしも課題ではなくなったということだろう。

ここまでチームの意思統一がなされていれば、1-0で勝ち続けることが最低限結果であり、課題だった後半を如何に自分達の時間を多く作って、複数得点による完封勝利ができれば、より良いのだ!


今日の道新には「砂川誠のコンサCHECK」が載っています。
見出しは、「連続決勝弾 内村の動き呼んだパス」です。

2試合連続で決勝点を挙げた内村は、裏への飛び出し、ボールの引き出し方、ドリブル突破、ゴールへの嗅覚と多くの特徴を発揮できている。
開幕から少したったころ、相談を受けた。
「砂さんがいなくなって、伸二さんがけがして、思いどおりにボールが出てこない。どうしたらいいのか?」
パサーに合わせるのではなく、自分の動きを続けてはと返答、動き自体は悪くなかった。
ボールを持っている選手が内村を見えているか、タイミングを分ってもらえているかが、かみ合えば心配はないと感じていた。
連勝が余裕を生み、内村の動きに合わせられるようになってきた。
ただ、まだまだ驚くような活躍ではない。
都倉の得点は8試合止まっているが、讃岐戦の難しいヘディングでのアシストし、貢献度は高い。
トクラトジュリーニョにマークが集中するところで、内村が結果を出すいいサイクルができている。
違うスタイルの前線3人は対戦相手には脅威だ。

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内村が、ここ6試合で4ゴールを挙げられているのには、周りの選手が内村を見ることができているからなのですね。
確かに調子は良かったように見えていて、途中出場から出た時でも、前線でボールを要求するが出てこないことが多かった。
しかし、ここ最近の試合では自然と内村の動きを読んで、パスが出ているように思う。
連勝していることで、チーム一人一人に余裕ができ、最良のパスが内村のところに出てくる。
連勝で益々、余裕が生まれ勝ち点3を積み重ねていけるだろう。
次は、しばらく得点のない都倉が点を取る番である。

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posted by consakaz |08:12 | コメント(0) |

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