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2016年04月27日

推進力と技術

北海道新聞の「燃えろ!コンサドーレ」平川弘の通信簿の日です。

見出しは、「稲本 推進力で決勝弾」です。

札幌ドームでのC大阪戦と言えば、香川にゴール前で4人くらいキックフェイントでかわされ、ゴールを決められたのを覚えている。
今回の太伊勢根はスイスから戻ってきた柿谷、交代出場した玉田らW敗戦しもいるタレント集団でチーム力も高い。
W杯戦士だったら札幌も、小野は出場機会がなかったが、稲本が若い頃をほうふつさせるような攻め上がりでゴール。

ここ数試合は深井と宮澤のボランチコンビが安定していて、深井の調子がいいこともあり、稲本はベンチから戦況を見つめる日々が続いていたが、うっぷんを爆発させた。

後半33分からピッチに経つと柿谷の落しをカットして間髪入れずにカウンター。
ボールをさばいて一気に中盤を駆け上がり、内村からのボールを足元ではなく前方のスペースで受けた。
スペースに飛び出してボールを受けることで攻撃に速さが出て、相手DFを押し下げ脅威をあたえる。
攻守の切り替え部分でのと高い意識とスプリント能力がないと出来ないプレー、稲本の推進力を久々に見たゴールだった。
36歳の稲本が未だにスペースへ飛び出す、若い選手には耳の痛い話だ。

評価は「良い」のBが、稲本「まだあるよ推進力」、内村「逆襲から浮かしたが」の2人です。
「悪い」のDは、マセード「安定感無し」の1人でした。
後は「採点不可」の櫛引以外は「普通」のCで、具「古巣に安定感見せる」、進藤「なにそのパス」、増川「だいぶタイトになった」、福森「打たせんな」、上原「1対1きっちり対応」、深井「奪って内村へ」、宮澤「中盤でふた」、堀米「足合わせて」、ジュリーニョ「技はもう少し前で」、都倉「決定的仕事少も献身」でした。

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稲本のW杯のゴールをほうふつするシュートは、これまで何度も試合でシュートを打っていたが、それまでのシュートとは一味違っていた。
とにかく、相手から奪ったら前線へ駆け上がって行った!
あそこで奪ってから、思いっきり駆け上がれるプレーが出来ると思われる選手は、進藤だけだろう!
ただ、稲本には思いっきりの良さ以外に技術も持っていた。
若い選手には、稲本と同じように推進力と技術の両方を身につけて欲しいものだ!

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posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |

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