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2015年07月30日

道新の2つのコラム

今日は月1回の道新に2つのコラム「コンサコンサコンサ」が載る日です。

一つ目は、「J2赤と黒の闘士たち」スポーツライター・斉藤宏則が迫るです。

大見出しは、「長身と跳躍力 武器に」せす。

今回取り上げられたのは、韓国A代表に初選出された成長著しい守護神、GK具聖潤です。
「ゴールを守る」ということを追及するクラシカルなタイプのGKかもしれない。

小見出し「守り抜く」
195㌢の長身と高い跳躍力、俊敏性を武器に、大ピンチからチームを救ってみせる。
「GKとして、一番大事なゴールを守り抜くことを意識している」と具。
チームを勝利に導いたり、勝ち点を呼び込んだりするプレーは得点シーンばかりイメージしがちだが、具が見せているビッグセーブもまた勝負を決めるプレーだと強調したい。

小見出し「Jデビュー」
韓国の高校3年生の夏にC大阪U-18に加入し、翌年トップ昇格を果たすと、同ポジションに韓国代表選手がいたため、公式戦出場は果たせなかったが、「ハイレベルな選手と一緒に練習できたことで、大きく成長できた」言い切る。
15年完全移籍でコンサドーレに入り、今季開幕戦に先発出場し、Jリーグデビューを果たした。
子供の頃に偶然、テレビでJリーグ中継を目にして、「Jリーグでプレーしたい」と強く思った。

サッカーを始めた幼少期から一貫してGK。
高校入学時の身長は180㌢ほどだったが、在学中に190㌢超え、韓国高校サッカーを代表するGKとなり、目標だったJリーグクラブのスカウトの目にとまった。
今季の開幕戦では「全く緊張しなかった」と強靭なメンタリティが、大ピンチにも慌てることなく思い切ったプレーができるのだろう。

小見出し「韓国A代表」
現在リオ五輪を目指すU-22韓国代表メンバーに継続的に選出されているだけでなく、8月に行われる東アジアカップに出場する韓国A代表にも初めて選ばれた。
Jリーグでプレーする願望を実現し、代表選手にもなった大型守護神は、今後は何を見据えていくのか。
「まずはコンサドーレでJ1に昇格しないことには何も始まらない。目の前のことに全力を注ぐのが自分の目標」
チームナンバーワンの高身長を誇る若者は、視野を世界に広げたものの、その目はしっかりとその足元を見ている。


もう一つは、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。

見出しは、「移籍の砂川に拍手を」です。

17日に12年半在籍した砂川誠選手の岐阜への期限付き移籍が発表された。
24日にはバルバリッチ監督が解任され、後任にU-18を指導していた四方田修平新監督の就任も明らかになった。

砂川選手の移籍は感慨深い。
コンサドーレで一緒にプレーしたことはないが、高校時代に全国選抜メンバーとして欧州に一緒に遠征したことがある。
気さくな人柄だが、サッカーとなると職人気質、あれだけ正確なキックができる選手はそうはいない。

今季は怪我もあって出場機会が得られなかった。
本来ならコンサドーレで活躍して選手生活を終えたいと思うのだろうが、1人のプロ選手として活躍の場を求めるのは当然のことである。
現在最下位の岐阜から、頼まれて移籍した心意気に、ファンの人たちも拍手を送ってもらえたらうれしい。
苦渋の決断の末に移籍したのだから、残された選手たちもJ1昇格を果たして互いにプロとして結果を残してもらいたい。

シーズン途中の監督交代は2季連続となったが、上位浮上のきっかけにしてもらいたい。
コンサドーレはJ1昇格を目指しながら若手も同時に育成するというチーム。
今まで若い世代を指導してきた四方田監督の手腕が存分に発揮できるはずだ。
日本代表のスカウティング担当のスタッフを務めた経験もあり、分析能力にたけており、チームの問題を把握し、分析し、練習に反映した上で課題をクリアしていくだろう。
理論的な指導でチームを良い方向に導いてくれると思う。

愛媛戦は敗れたが、早速メンバーの入れ替えや交代要員の使い方に工夫が見られた。
今は若手が躍進し、結果を出さなければいけない正念場で、勝負の後半戦に期待したい。


次の京都戦は、コンサドーレ札幌にとって、今季これまで何度も訪れたが、今季最大の正念場の試合となりそうだ。
それは、四方田監督の2試合目の試合にして、完全に特色を出す最初の試合である。
その試合に、これまで第4節から毎試合先発出場し、第7節からはすべてフル出場していた宮澤が、累積警告で出場できない。
それと、具聖潤が韓国A代表に招集されていて、不在となる試合である。
そんなピンチな状態で、如何に勝ち点3をゲットできるかが、今季を占う大きな試合となるだろう。
京都は現在、21位と今季調子が出ていないチームなだけに、絶対に勝って欲しい!

posted by consa.kazu |08:12 | コメント(0) |

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