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2015年03月26日

毎試合全力を出し切ろう!

北海道新聞の朝刊に、2つのコラムが載っています。

まずは、「J2赤と黒の闘士たち」スポーツライター・斉藤宏則が迫るで、今回はMF26イルファン26歳です。

大見出しは、「技術 オランダ仕込み」です。

札幌では3人目となる東南アジアからの選手だ。
現役インドネシア代表で、北海道とインドネシアとの架け橋となることが期待されている。
日本でリーグ戦出場にキャンプから実力をアピールしてきた。
開幕前に股関節を痛めて離脱したが、デビューは遠くなさそうだ。

小見出し「15歳で転機」
国籍はインドネシアながら、オランダで生まれ、その地で指導を受け、欧州でも名の通ったクラブのユースチームでプレーしていた実力者だ。
「幼い頃はプロサッカー選手になりたいと思わなかった」、「とにかく楽しくサッカーしたい」、自ら率先してGKをしたというし、どちらかというと守備的ポジションを好んでいた。
15歳のとき、たまたま観戦に来ていたユトリヒトのスカウトの目にとまり、入団を勧められた。

小見出し「突破力開花」
スカウトが観戦した試合ではCBでプレーしていたにもかかわらず、ユトリヒトでは攻撃的MFを任された。
ポジションを移してからは、DFの時には発揮しなかったドリブル突破を見せ、スルーパス、シュートも行うようになった。
2007年にトップチームへ昇格、プロでビュー戦で対戦相手には日本代表MF本田圭佑がプレーしていた。
試合のなかで何度かマークする場面があったが、全く止められなかったことで、日本のサッカーに関心を持つようになった。
その後、母国インドネシアやタイのリーグに移籍し、アジアで活躍した。
本田との出会いから約7年を経た昨季、J1甲府からオファーを受け、Jリーグ初のインドネシア選手として日本へやって来た。
昨年5月にナビスコ杯の徳島戦でデビューしたものの、リーグ戦には出場できなかった。
試合に出られず悔しいことも多いが、ハイレベルな日本でプレーすることで、間違いなく自分は成長しているし、絶対結果を出したい。

小見出し「母国で人気」
甲府との契約は昨季限りで満了したが、強いチャレンジ精神から札幌への移籍を決意した。
インドネシアで絶大な人気を誇る代表選手で、ツイッターのフォロワーは420万人を超える。
「コンサドーレのサポーターはとても熱心。彼らの期待にプレーで応えたい」
そう口にするイルファンは、インドネシア代表選手の誇りを胸に、今季こそJリーグ戦デビューを果たしてみせるだろう。


もうひとつは、「吉原宏太のマンスリーコンサ」です。

2勝1敗とまずまずのスタートを切り、開幕2試合に新チームの「らしさ」と、今季の課題となりそうな部分が出ていた。

開幕戦の勝利はボランチ稲本の一つのプレーがたぐり寄せた。
前半12分、自陣で後ろ向きにボールをもらった稲本は、相手に囲まれた状態だった。
稲本は落ち着いて2人を反転してかわして左サイドの福森の前方のスペースにボールを出した。
そこからナザリトの先制点につながった。
試合のどこからでも、ワンプレーで流れをがらりと変えられる。

ホーム開幕戦は、長崎に惨敗した。
DFラインが下がり過ぎ、攻撃が単調になったのが原因だ。
その要因の一つは、FWナザリトに守備の意識が薄く、10人で守っているような状況になったこと。
大きく成長する可能性を秘めたナザリトには、守備での貢献も期待したい。

もう一つになったのは、途中から10人になった札幌の選手に、試合後倒れるくらい消耗していた選手がいなかったことだ。
札幌のサポーターから熱い支持を受けているのか、選手はもう一度思い出してほしい。
試合では最後まで走りきろう、毎日の練習で全力を出し切ろう。
それが札幌のあるべき姿だ。


イルファン選手のプレーを早く試合で見てみたいものです。
最後まで全力を出すことが出来れば、たとえ負け試合だったとしても、多くの観客がスタジアムに足を運んでくれるはず。
1万8千人の観客が入った長崎戦で全力を出し切らなかったことが、次の福岡戦で7200人もの観客が減った要因だと思う。
特にホームでは、全選手が全力でピッチ内を走りまくってほしい!

posted by consa.kazu |09:12 | コメント(0) |

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